証券ビュー

アンコール伊勢町

コロナ春小康夏姿消す 本尊筋に呼応するゴールデンクロス (2020.02.26)

 3連休明け全面安。日経平均中陰線の引け。ふるい落としだ。24日ダウ1031ドル安、米10年債史上最低(1.32%)に迫るもので世界レベル。軒並み安い。中国で新たなコロナ感染が減り回復も伝えられる中、日本のほか韓国、イラン、イタリアなど感染拡大。事態収拾困難との見方が広がった。21日1ドル112円20銭(昨年4月112円40銭)をつけ正念場と述べた矢先、25日VIX恐怖指数一時25.03。24を境にピークといわれ、24日新月で変化日。買いに分がある。市場自体、新型ウィルスに免疫がなく値幅より日柄整理が合理的。ウォール街で「我に返った」という。新たに窓を空けて下放れ節目の2万3000円大台割れ。ベアにしてやられたが、騰落レシオ68%に達しボトム圏。200日移動平均線2万2195円を下値に自律反発が見込まれる。感染症に詳しいビル・ゲイツ氏が「長い目で見ると汎用的な予防策が出てくる」旨明かしたという。富山化学を買収した富士フィルムHD(4901)の「アビガン」もこの一環だ。フォーリン・アフェアーズ3月号によると、多くの中国人が望んでいるのは他国と同様で、何故このようなことが起き2度と起きないため何が必要か。誠実な政治家が「自ら責任を取る」と名乗り出るのが筋。トップダウン型危機管理の弊害を伝えた。米CDC(疾病予防管理センター)の収束予想を仮説に3、4月ふるい落とし。日柄整理を念頭に17日から月末までカウントダウン。28日の引けが2万2069円以上ならアベノミクス3度目のゴールデンクロス。12ヵ月移動平均線と24ヵ月線によるもので、2013年1月、17年6月以来。本尊筋のダウ3万2000ドル説に呼応する。自分たちの代理人トランプ氏のMAGA(偉大な米国再び)と並び、同(マイクロソフト・アップル・グーグル・アマゾン)など利害調整に腐心。24日トランプ氏がコロナウィルスについて「米国はうまく制御できている」というが、最近本尊筋の仲間も感染した模様。今回、中国封じ込めと世界の人口調節を狙ったとみられる武漢のコロナウィルスばら撒き事件。1972年のローマクラブ「成長の限界」から2030年の「臨界点」を結び、経済破綻に続き人口減少が起こり人類衰退が始まる予測に基くもの。人災のほか「天災」をつくり、自分たちだけに延命を図るといわれても仕方がない。直近の情報によると、IOCが日本に東京五輪9、10月延期を持ち掛け、災天続きの盛夏にコロナウィルス退治。マラソンも東京でやるという。政府の掲げる収束4月末。ワクチン早期開発に拍車をかけ五輪後総選挙に脚本修正。これなら本尊、提灯筋も乗ってくる。日経平均先物によると、25日大証の引け2万2670円(-2.66%)に対し夜間取引2390円、シカゴ円建て2405円と高い。ダウ先物も2万7979ドル(+0.04%)。VIX恐怖指数23.67(+38.35%)、ビットコイン円1,057,462(-1.44%)にもうかがえる。
 25日の日経平均781円安。大引け2万2605円。TOPIX1618(-55)。東証一部の出来高17億7800万株、売買代金3兆3100億円。値上がり26(値下がり2129)。10年債-0.105%(-0.040)。米10年債1.358%(-0.011)。上海総合が3013(-0.60%)で引けた。マザーズ指数の引け798.36(-3.63%)。ふるいに過ぎない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)のみ。トータル179にとどまった。ロイターによると、渦中のコロナウィルス春に小康状態。北半球の夏場姿を消す見通し。本尊筋のメディアだけに興味深い。(了凡)