春節明け株高本格化 6月にかけてダウ3万2000ドル (2020.01.22)
4日ぶり反落。日経平均中陰線の引け。5日移動平均線2万3967円を下回った。20日MY休場、欧州小反落を受け、小甘く始まり10時過ぎ急落。米金利低下、1ドル109円台の円高に呼応し香港株安がきっかけ。前日十字足の矢先、先物に出鼻をくじかれた。アルゴ取引(インデックス)とみられ、東証一部の値上がり1002(値下がり1041)を数えまちまち。落ち込んでいない。20日、IMFが世界経済の成長見通しを下方修正した。2020年3.3%(19年2.9%)に対し21年3.4%なら上々。日本の場合、経済対策26兆円を加味して20年0.7%(19年1.0%)、21年0.5%の見通し。可も不可もない。それより、中国の新型肺炎(新型コロナウィルス)や豚コレラ感染拡大が気懸かり。20日、BIS(国際決済銀行)が発表した気象変動と金融危機につながるもので、天災と人災による市場混乱リスクの戒め。21日開幕したダボス会議(第50回)も異常気象と環境問題解決が喫緊のテーマ。世界中、幕末気分そのものだ。維新が不可欠なためで、天王星84年・おうし座入り7年周期(2019 3/6~26 4/26)の序盤。今年前半が鍵を握っている。24日から中国・香港春節入り。手仕舞い売りが出たものの、依然低金利、低成長、低ボラティリティ(変動率)に変わりない。おまけに、今後2年利上げ利下げなし。おのずと不均衡バブル再燃が見込まれる。それも、5G絡み。事実上、QE 4(第4次緩和)といわれ、昨年9月から米国でキャッシュに近いMMF(外貨建て投信)3兆6000億ドル(約400兆円)買い戻しの噂。金先物ヘッジも進行中という。20日、米国で高額紙幣100ドル札が消えたと述べたばかり。今年前半、本尊筋にとってダウ3万2000ドルが本音に近い。中国の春節(1月24日から30日まで7連休)明け本格化。年明け前哨戦と考えられる。何しろ、ワシントンでトランプ氏の弾劾決議続行中。3ヵ所から出た納税を含むファイナンシャルディーリングの明細提出要請に対しホワイトハウス拒否。3件とも控訴審まで行って負け。最高裁の判決が6月末。9人の判事が多数決で裁く。6月まで株高でも7月以降暴落説が根強い。株安により再選阻止を目指す連中がいるためだ。洗いざらい悪材料を流し、売り込んだ玉を買い戻しに追い込む仕手戦が本尊の狙い。金先物にヘッジをかけ、自分たちだけ延命を図るわけだ。半年後、ペンス米大統領と岸田首相の取り合わせも検証に値する。日経平均先物によると、21日大証の引け2万3860円(-0.91%)に対し夜間取引3830円、シカゴ円建て同。ダウ先物も2万9205ドル(-0.25%)と頼りない。半面、VIX恐怖指数13.18(+6.98%)、ビットコイン円951,154も確り。春節明けを巡るものだ。
21日の日経平均218円安。大引け2万3864円。TOPIX1734(-9)。東証一部の出来高9億1200万株、売買代金1兆6700億円。10年債-0.010%(-0.015)。米10年債1.805%(-0.017)。上海総合が3052(-1.41%)で引けた。マザーズ指数の引け886.24(+0.11%)。煮詰まってきた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)押し目買い。半導体関連狙い目。■■■■■■■(****)が夜間取引も強い。(了凡)