証券ビュー

アンコール伊勢町

引けを取らないアタリ トランプ流自作自演の貿易戦争 (2020.01.20)

 前週末続伸。日経平均小陰線の引け。材料出尽くしにかかわらず高い。米主要3指数最高値更新、1ドル110円台前半の円安、予想を上回る中国の経済指標好転など新たな手掛かり。昨年12月17日の高値2万4091円を更新し伸び悩んだものの、定石通り一服。17日ダウ50ドル高(16日267ドル高)、20日休場(キング牧師誕生日)にもうかがえる。米主要3指数のほか日経平均も割高感が伝えられ、ゴールドマンが4営業日TOPIX先物を2万5300枚売り越し。17日、日経平均をTOPIXで割ったNT倍率一時13.88超。昨年10月28日の13.87を上回った。この間、彼らが日経平均先物を買い越しているのも事実。国内大手機関投資家のアルゴ取引(プログラム売買)といわれ、年度末に向けたポジション調整。先物の鞘当てとみられる。海外で20日IMFが世界経済見通し。21日IBM、23日インテルが決算発表。国内では20、21日に日銀政策決定会合。23日、■■■■(****)の決算発表を控え売り買い交錯。上値が重いという。ロイターによると、トランプ流「自作自演」の貿易戦争。関税を引き上げ守るはずの産業を弱体化。昨年12月FRBが公表した調査報告書によると、雇用が失われコスト上昇。ISM(米供給管理協会)も、12月の製造業が2009年以来の低水準。米農家の戦利品が対中輸出の補助金(280億ドル)という。米主要3指数最高値更新の原動力がGAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)にマイクロソフトを加えた半導体関連5銘柄。QE(量的金融緩和)と5G(第5世代移動通信システム)によるもので、この上一極集中と格差拡大にどこまで耐えられるか逡巡。インサイダー情報筒抜けのまま時間稼ぎに入ったのが現状だ。ポスト米中合意の矛先が金地金や錦鯉、国産希少ウィスキーなど不均衡バブル再燃に活路。懸案の医薬品関連にもアタリが出始めた。今年の1番手■■■■■■■(****)。17日109円で引け、僅か2日で昨年8月のレベルに戻した。横に這った分立つと大きいわけで、2日分の出来高計1億1300万株。始まったばかりだ。昨年12月23日ノーベルファーマとライセンス契約締結。1月16日がん特異的ペプチドワクチン★-◆◆◆◆◆◆第Ⅲ相臨床進捗に伴うマイルストーン受領。さらに、17日第3者割当による第30回新株予約権すべて権利行使完了が主因。2003年12月の初値1600円が20年1月81円まで95%下げ息を吹き返した。半値戻し800円。全値戻し1600円で収まらない。金地金や錦鯉、希少ウィスキーに引けを取らない。日経平均先物によると、17日大証の引け2万4030円(+0.38%)に対し夜間取引4020円、シカゴ円建て4035円。ダウ先物も2万9272ドル(+0.11%)と確り。VIX恐怖指数12.10(-0.79%)、ビットコイン円979,780(+0.03%)ともに小動き。いち早く週明けを嗅ぎつけている。
 17日の日経平均108円高。大引け2万4041円。TOPIX1735(+6)。東証一部の出来高10億7900万株、売買代金2兆円。値上がり1194(値下がり837)。10年債-0.005%(-0.010)。米10年債1.823%(+0.013)。上海総合が3075(+0.05%)で引けた。マザーズ指数の引け884.81(-0.20%)。心配ない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。米国で100ドル紙幣が大量に姿を消したという。(了凡)