証券ビュー

アンコール伊勢町

バブル後高値射程圏 インサイダー情報筒抜け時間稼ぎ (2020.01.15)

 週明けリスクオン。日経平均小陽線の引け。下値を切り上げた。5日移動平均線2万1960円が25日線1327円を抜きゴールデンクロス。75日線も右肩上がりで中長期よし。2018年10月のバブル後最高値4448円を射程圏にとらえた。13日、米国が中国を為替操作国認定解除。15日、「第1段階の合意」を織り込み1ドル110円台の円安が手掛かり。電機や半導体中心に先物の買い戻しが目立ち、中東の地政学リスク後退も追い風になった。15日合意後手詰まり。10~12月期決算発表を巡り4000円大台固め。8ヵ月ぶり1ドル110円台に入り、105円~115円の上半分が主戦場という。米国でGAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)にマイクロソフトを加えた5強の時価総額がS&P500の18%を占め最高。上位1%に相当し、所得格差や富の偏在が顕著になった。ソフトによるアルゴリズム(問題解決の一般化)が限界に差し掛かり、急ごしらえにハードを買収し大半の市場を鵜呑みにする現状。国や企業のほか世界で民衆蜂起が伝えられる。尊王攘夷に匹敵するもので、世界中幕末気分と述べた所以。数年後、維新が視野に入った。米国の弱体化を待ち続ける中国にとっても、バブル崩壊のほか新疆ウルグル自治区や香港、台湾など地雷に等しい。不均衡バブル再燃・崩壊のプログラム。昨年9月グレートローテーション(歴史的な資金移動)が始まり時間稼ぎとみられる。2月、アイオワとニューハンプシャー州の民主党候補者選びが米大統領選の緒戦。その後、6月にかけてダウ3万ドルの仮説。GAFAはじめ5G関連のピークアウトを検証する旨述べた。昨年S&P500が29%上昇したにもかかわらず、米国株のファンドから1800億ドル(約20兆円)超の資金が流出したという。ブルームバーグによると、昨年12月「ガバメント・サックス」が現役の米財務長官を囲み夕食会。同長官は金のにおいに敏感で中国も割り込んでおり、インサイダー情報筒抜け。日経と逆で売りたい時強気といわれる。そうでないと、手持ち玉をさばけないためだ。日経平均先物によると、14日大証の引け2万4000円(+0.84%)に対し夜間取引3930円、シカゴ円建て3925円。ダウ先物も2万8857ドル(-0.05%)と小甘い。VIX恐怖指数12.63(+0.56%)、ビットコイン円932,802(+5.09%)が締まった。時間稼ぎに違いない。受け売りだが、年明け米軍に殺害されたイラン革命防衛隊の司令官。日本なら尊王攘夷のボスで打倒イスラエル。紆余曲折の末、米イラン和解の伏線。北朝鮮をはじめイスラエル、サウジも見極めようと虎視眈々。それに、ホロスコープ(天体配置図)で3月下旬から6月にかけて相当な天変地異。東京五輪目前だけに気になるところだ。
 14日の日経平均174円高。大引け2万4025円。TOPIX1740(+5)。東証一部の出来高12億3400万株、売買代金2兆3600億円。値上がり860(値下がり1216)。10年債0.010%(+0.015)。米10年債1.838%(+0.001)。上海総合が3106(-0.28%)で引けた。マザーズ指数の引け887.46(-0.27%)。出番待ちだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)など。15日取材のため、16日付本欄休載の予定です。(了凡)