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アンコール伊勢町

本尊仕込む年末年始 世界中幕末気分丸腰でも遜色ない (2020.01.07)

 発会大幅続落。日経平均小陰線の引け。窓を空けて下放れた。リスクオフによるもので、元日述べた6連休リスク顕在化。後場下げ渋った。日産自前会長(65)レバノン逃亡に続き米軍のイラン革命防衛隊司令官(62)殺害が主因。北朝鮮と同様非核化白紙を牽制したとみられ、イランの報復声明に激高した米国の剣幕に唖然とした場味。原油・金先物がほころんだ。1ドル108円台割れの円高に日本が食い合わせ。打つ手なしの現状で25日移動平均線2万3608円を下回った。75日線2866円が下値の目安といわれ、3200円に構える一目均衡表の上限にロータッチ。7日3空なら切り返す公算もある。インサイダー情報が脚本通り伝えられた印象もあり、昨年に似て非なるもの。国内勢は外資のちょっかいに動じない。2日入手した情報によると、昨年12月17日駐日レバノン大使が外務副大臣と面会。同20日、同副大臣がレバノン大統領・首相・外相・国会議長・同外交委員長と面会。同31日、日産前会長がレバノンに出国。出入国管理庁に記録なしという。日本の主権がないがしろにされ、北朝鮮やイランの「独裁政権」とも一線を画した材料。手出し無用だ。昨年8月、逆イールドやレポ金利急騰を通じて米金融政策の限界を察した市場が年末・年始落とし前をつける旨述べた。2度新月を見た意趣返し。昨年12月13日598円高の反動とみられ、節分になるとわかる。不均衡バブルの伏線と受け入れた。2018年レバノンのGDP550億ドル(国家債務850億ドル)といわれ、北朝鮮やイランのほか米国もやり繰り算段。GAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)で体面を保っている。GAFAの敵もGAFAとなり、世界中「幕末」気分。数年後グローバルな維新が見込まれ、新たな資金づくりが不可欠になった。昨年9月以降、米MMF(外貨建て投信)が3兆6000億ドル(約390兆円)ショートポジションを持ち越し。今年前半買い戻しが予想されるだけに、本尊仕込みの年末年始と考えられる。日経平均先物によると、6日大証の引け2万3100円(-2.28%)に対し夜間取引3090円、シカゴ円建て3085円。ダウ先物も2万8426ドル(-0.62%)と続落。VIX恐怖指数15.91(+28.07%)、ビットコイン円815,913(+2.81%)に跳ね返った。2019年亥固まり、20年子繁栄を踏まえ、21年丑躓くの相場格言通り。7日、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)を仕込む場面。■■■■■■■(****)よし。昨年12月新株引受権行使288万株(1.96%)。残り940万株(6.39%)という。ライセンス契約先ノーベルファーマとペプチドワクチンの開発・製造・販売に道筋をつけた。ノーベルファーマの創業者(1954~)が素晴らしい人物。創業10年で稀少疾病相手に革新的新薬開発に成功。JVA(ジャパン・ベンチャー・アワード)2017で経産大臣賞を受賞している。
 発会の日経平均451円安。大引け2万3204円。TOPIX1697(-23)。東証一部の出来高12億1900万株、売買代金2兆2200億円。値上がり277(値下がり1835)。10年債-0.035%(-0.010)。米10年債1.784%(-0.007)。上海総合が3083(-0.01%)で引けた。マザーズ指数の引け880.80(-1.86%)。フルイに過ぎない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。丸腰でも遜色ないレベルにある。(了凡)