証券ビュー

アンコール伊勢町

何が起きるか興味深い 11月もうひと山見て年末年始波乱 (2019.11.25)

 前週末4日ぶり反発。日経平均小陽線の引け。後場伸び悩んだ。21日ダウ54ドル安を受けたもので、22日109ドル高。難航する米中協議を北京で続行する旨好感した。上海総合2885(-0.63%)、香港ハンセン指数26,595(+0.48%)で引け半信半疑。土壇場、GSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)延長を見越した場味。需給頼みの「クラゲ相場」と考えにくい。22日発表された米マークイット11月製造業購買担当者景気指数(PMI)高水準。24日香港の区議会選や29日国内鉱工業生産など足場を固める場面。例年、米感謝祭(11月第4木曜日)を通過すると高い。ブラックフライデー(大規模な安売り)に期待が高まるほか、国内も主要企業配当支払いで5兆円規模の資金流入が見込まれる。欧米や日本の超低金利による経済指標の改善が小さく、期待先行の株高に馴染まないものの、11月もうひと山。米国は合意なしで12月の関税発動を見送るとの情報もある。22日坊主の小陽線で上・下値を切り上げ、25日移動平均線2万3041円と一目均衡表の基準線3008円が後押し。5日移動平均線3201円を上回ると、8日の年初来高値3591円に挑戦。12月アラムコ上場に風が吹くとみられる。日経平均先物によると、22日大証の引け2万3130円(+0.35%)に対し夜間取引3160円、シカゴ円建て3175円。ダウ先物も2万7859ドル(+0.40%)と確り。週明け30円程上鞘で始まりそうだ。VIX恐怖指数12.34(-6.02%)、ビットコイン円 777,777(-1.92%)の落胆ぶりがわかる。シカゴ発ツィッターによると、2004年の米映画「Alian vs Predator」を引き合いに、破壊者と社会主義者どちらが勝っても私たち正義(資本家とエリートのためのグローバリズム)は負けるという。ブルームバーグによると、投資家向け米国のシェールオイル埋蔵量163.5ビリオン(1630億)バレル。SEC(米国証券取引委員会)に報告されたデータ33ビリオン(330億)バレルの約5倍。米経済が約5倍嵩上げされている。ペトロダラー(石油ドル本位制)によるもので、ドイツ銀が大口融資先。米国に巨額資産を持つ欧州や中国の一族郎党も同じ穴のムジナ。アラムコ上場で何が起きるか興味深い。フォーリン・アフェアーズによると、欧州と東アジアにおける米国の同盟国が今後数十年で自国の防衛コストを負担する意思と能力も失うという。いい得て妙だ。それも、天王星84年・おうし座入り7年周期(2019 3/6~26 4/26)の前半に決まる。11月もうひと山見て年末年始波乱。渋沢栄一(1840~1931)関連の銘柄に出会うとわかる。順境も逆境も自分がつくり出すもの。誰の前にも道がひらける。他人を利して自分も利益を得る旨してやったり。5年後、1万円札になって一隅を照らす。
 22日の日経平均74円高。大引け2万3112円。TOPIX1691(+1)。東証一部の出来高11億1700万株、売買代金1兆9000億円。値上がり1079(値下がり952)。10年債-0.085%(+0.030)。米10年債1.770%(-0.005)。マザーズ指数の引け888.99(+1.05%)。フェアウェイに入った。値上がり率ランキングによると、関係分で日機装(6376)■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。23日、ローマ教皇が38年ぶり来日した。長崎も「聖地」という。(了凡)