証券ビュー

アンコール伊勢町

桜を見る会揚げ足取り 来年早々世界経済底入れ説流れる (2019.11.15)

 明らかに調整入り。日経平均小陰線の引け。後場一段安になった。前日ダウ92ドル高(一時104ドル安)を受けたもので、ディズニー1銘柄で68ドル押し上げ2日ぶりピーク更新。FRB議長の「現状が適切」との議会証言に対し、米中協議が「農産物輸入を巡り暗礁に乗り上げ」と伝えられ、売り買い交錯。手詰まりに違いない。国内もGDP実質0.2%増(7~9月期年率)に下振れした成長率にしおらしい。中国の固定資産投資が1~10月累計5.2%増にとどまり1996年以来最低の伸び。このほか、香港の混乱が響きハンセン指数26,268(-1.14%)。1ドル108円台の円高などほとぼりを冷ます場面だ。5日移動平均線2万3341円、一目均衡表の転換線3148円を下回り、25日線2711円が下値の目安という。国内が事なかれ主義で話にならない。官房長官が桜を見る会来年中止を発表し、廃止を考えずといった塩梅。既得権に安住した巨大与党に緊迫感がない。13日米CNBCによると、FRBの利下げと大型減税の組み合わせが米株高に貢献しており、民主党候補が大統領選に勝利すると確実に下落。ウォーレン上院議員当選なら27%安との声を伝えた。巷間、1989年ベルリンの壁崩壊、2年後旧ソ連消滅。さらに、2001年9.11同時多発テロが米国一極から無極体制の契機といわれる。今日最も深刻なのがトランプ政権が国際協調から離れ、一国主義や二国間取引にこだわっていること。中国が脅威になると米国の抑止力に頼らざるを得ないと思いつつも、信頼に足るか疑問が広がっている。米国と同盟関係にある日本に期待が強いのも事実。桜を見る会で揚げ足取りが世界に流れ情けない。2020年代、米中対立本格化。5Gを通じて情報・所得・知識など格差拡大。不均衡バブル再燃・崩壊が見込まれ、世界中の旧体制が一掃される旨仮説を立てた。天王星84年・おうし座入り7年周期(2019 3/6~26 4/26)によるもので、この間未曽有の天変地異や独裁者による人災も避けられない。天王星自体、軸が横向きのまま自転している惑星で革命のイメージ。一難去って又一難。変わらざるを得ない状況がさらに7年続く見通し。前回、アヘン戦争に生まれ満州事変で鬼籍に入った渋沢栄一(1840~1931)が典型。2024年度、新1万円札に登場し市場を賑わすこと疑いない。■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など好押し目だ。日経平均先物によると、14日大証の引け2万3120円(-0.77%)に対し夜間取引3080円、シカゴ円建て3100円。ダウ先物も2万7719ドル(-0.15%)と続落。VIX恐怖指数13.21(+4.18%)、ビットコイン円936,618(-1.69%)も馴染まない。おのずと調整を受け入れる。
 14日の日経平均178円安。大引け2万3141円。TOPIX1684(-15)。東証一部の出来高14億株、売買代金2兆2400億円。値上がり371(値下がり1726)。10年債-0.075%(-0.025)。米10年債1.840%(-0.040)。上海総合が2909(+0.16%)で引けた。マザーズ指数の引け851.56(-0.63%)。上がるまで待つことだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など。来年早々、世界経済底入れ説も流れている。(了凡)