2万4000円挑戦 超常的によらずチャクラ押すだけ (2019.11.13)
小反発のあともみ合い。日経平均小陽線の引け。後場中頃一段高になった。前日ダウ10ドル高(一時163ドル安)、1ドル109円台前半の円安が手掛かり。仕掛けの買いに売り方の買い戻しもみられ、納得できる材料がないという。本尊筋によるもので、ネタが割れるまで需給相場が続く見通し。アラムコのIPOに引っ張られている模様だ。何より、NY市場が手詰まり。VIX恐怖指数が12倍台に下がり今年最低の水準。楽観論に包まれた。CFTC(米商品先物取引委員会)によると、短期筋のVIX先物売り越し額が過去最大。直近2ヵ月倍増し初めて20万枚を突破した。2018年2月のVIXショック(15分でダウ800ドル安)。5月にも売り越し18万枚でトランプ氏の対中関税引き上げを受け急落。経験則が通用するか予断を許さない。天災と同様に人災も観測史上初。ブルムバーグによると、2020年代米国が景気後退に陥る場合、引き金となるのは債券バブルの巻き戻し。数年後、政策の限界が金利ボラティリティの上昇を招き、最低金利による最大利益という10年にわたるゴルディロックス(適温相場)終了。資産価格が頭打ちになるという。今後5~10年で後期工業文明が衰退期に入り、巨大企業が大型設備投資をするため資金調達してきた金融市場も慢性的に閑散化。再び「中世」がやってくる旨の仮説と馴染む。中世が復活すると日本の出番。平安時代350年、江戸時代250年の実績がモノをいう。日経平均先物によると、12日大証の引け2万3550円(+1.07%)に対し夜間取引3490円、シカゴ円建て3505円。ダウ先物も2万7672ドル(+0.05%)と一服。VIX恐怖指数12.76(+5.72%)、ビットコイン円959,988(+0.50%)小確り。強弱観の対立が尾を引いている。直近の騰落レシオ(東証一部25日平均)142%から過熱感も事実だが、5日、25日、75日、200日移動平均線全て右肩上がり。11月もうひと山なしに収まらない。超常的なパワーによらず、チャクラ(パワーセンター)を押すだけで値上がりが目立つ。新月2回で暴落の憂き目にさらされた8月。東証一部の5割強に相当する1152銘柄がPBR(株価純資産倍率)1倍割れとなり今年最多。11月12日現在、全上場銘柄3748に対し1707を数え45.3%。8月「針のむしろ」をこらえ別人になった。的確な判断をするには知的能力を高める必要があるという。値上がり上位に顔を出した関係分の■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)など一例。チャクラが開いたのに過ぎない。
12日の日経平均188円高。大引け2万3520円。TOPIX1709(+5)。東証一部の出来高12億5900万株、売買代金2兆2000億円。値上がり1270(値下がり787)。10年債-0.030%(+0.040)、米10年債1.937%(-0.003)。上海総合が2914(+0.17%)で引けた。マザーズ指数の引け865.10(-0.30%)。締まって見える。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。2万4000円挑戦が見込まれる(了凡)