滅多にないチャンス 道筋がわかると時の運も味方する (2019.09.10)
週明け続伸。日経平均小陽線の引け。5連騰だ。200日移動平均線2万1221円を上回ったほか、一目均衡表の「雲」から抜け出し上値を試す場面。14日(満月)が変化日とみられ、13日のSQターニングポイント。引き続きショートカバー(買い戻し)が見込まれる。9日もSQを控えたポジション調整といわれ、8月30日現在、売り1兆9384億円(買い4886億円)にのぼる裁定残高がSQ算出の手掛かり。5連騰で逐一織り込み、13日の引けSQ値を上回ると買い戻しに拍車。意外高の公算が大きい。外為市場のベタなぎ長期化が伝えられ、政策減税で持ち堪えた中国の個人消費に景気減速の声頻り。国内も10月から消費増税待ったなし。選りによって、支離滅裂な軽減税率にこだわり「何のために増税」するか不明。バブル崩壊から30年。郵政をはじめ構造改革を持ち越した儘だ。このため、欧米や中露にひきかえ消去法による見直し買いが本音に近い。外資の多くが「日本化」を敬遠しているのも事実で、3連休明けの17日片がつく見込みだ。日経平均先物によると、9日大証の引け2万1330円(+0.61%)に対し夜間取引1370円、シカゴ円建て1365円。ダウ先物も2万6871ドルとヘッピリ腰。半面、VIX恐怖指数15.15(-6.88%)、ビットコイン円1,093,175(-1.78%)もサマにならない。もたれ合っているのが現状。超低金利やマイナス金利が何年も続いた上、大規模緩和が実施され世界の主要中央銀行に政策の違いがなくなった。FRBの政策転換にボラティリティ―(変動率)がつきものだったが、他の中銀も一斉に追随しトレーダーの収益機会がゼロになったという。7月末FRBの予防的利下げを巡る反動でコップが割れ、8月正念場。無事乗り切ったのが別人。神も人間と同じ横一線のリターンにあやかった。天王星84年・おうし座入り7年周期(正確に2019 3/6~2026 4/26)を巡る新しい時代の到来。これまで予想外の変化に見舞われ、昨年のお試し期間から本格化。7~9月初動後半と述べた。スクラップ&ビルドにより立て直したものを改修する段階という。一難去って又一難。つまり、変わり続けることが必要。天皇陛下の譲位もそうで、7年先を見越したもの。今まで思っていたことや考えたことが現実になる場面。道筋がわかると時の運も味方するという。変化にはショック療法がつきもの。台風15号が首都圏を直撃し、鉄道運休続出で大混乱をもたらした。韓国大統領が疑惑の側近を法相に任命。さらに、香港条例改正案を撤回した行政長官。終始無言だった北京政府に対し独断だったことも判明した。ブレグジットを強行する英首相の現職閣僚が辞表を叩きつけたのも然り。9、10月油断も隙間もない。別人ゆえに乗り切れる。
9日の日経平均118円高。大引け2万1318円。TOPIX1551(+14)。東証一部の出来高9億6400万株、売買代金1兆7000億円。値上がり1696(値下がり368)。10年債-0.255%(-0.005)。米10年債1.593%(-0.031)。上海総合が3024(+0.84%)で引けた。マザーズ指数の引け858.93(+0.40%)。上値を試すとみられる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)など。滅多にないチャンスだ。(了凡)