週明け東京市場リード 9月13日がターニングポイント (2019.09.02)
前週末急反発。日経平均小陽線の引け。強含みになった。8月29日ダウ326ドル高を受けたもので、中国政府が米国との協議に前向きといわれ、中国関連の買い戻しが主因。具体的に進展なく、翌日ダウ41ドル高。S&P500種によると、全11業種で8月に上昇したのが公益、不動産、生活必需品の3つ。ディフェンシブ関連にとどまった。米国も対中関税で苦境に立ち、個人消費失速の兆し。手詰まりに変わりない。8月30日(2度目の新月)、四六時中「第2波」を探っていたが、大事に至らずやれやれだ。ブラックムーンといわれながら、今回乙女座・惑星集合の影響が限られ大地震の兆候なし。9月2日、フロリダに大型ハリケーン「ドリアン」(カテゴリー4)接近。ジョージア州上陸の恐れもあるという。同14日(満月)エスカレート説にも検証の余地。5日米ISM非製造業指数が発表され、次回FOMC(17~18日)で利下げも焦点。このほか、例年9月第1週日経平均の入れ替えがあり低位除外・値嵩採用の声。さらに、8月23日現在売り1兆9059億円(買い4808億円)にのぼる記録的な裁定売り残高も手掛かり。13日メジャーSQを控え解消・ロールオーバーが進まず、差し引き1兆4200億円買い戻し要因。7月下旬からベア(弱気)が圧倒し、ブルにもチャンスがやってくる。日経平均先物によると、8月30日大証の引け2万0690円(+1.12%)に対し夜間取引0660円、シカゴ円建て0665円。ダウ先物も2万6399ドル(+0.08%)と小動き。VIX恐怖指数18.98(+6.15%)、ビットコイン円1,018,755(-0.10%)然り。9月2日米レーバーデー休場(労働者の日)を前にポジション調整によるもの。この先東京市場が注目される所以だ。前週末新たな窓2万0520~0633円を空けて上放れ、25日移動平均線0789円、8月9日の戻り高値0782円を更新すると意外高。2万1000円台も考えられる。8月を乗り切ると別人。9月第1週から3週まで理外の理。マイナスとマイナスでプラスになりそうだ。通貨の切り下げが輸出を増やし生産を拡大。雇用を伸ばす時代が終わったという。8月30日付日経夕刊「十字路」(中前忠氏)によるもので、通貨安が実体経済を刺激するのは工業化の過程にある新興国のみ。中国はその段階を既に終えた。財輸出のGDP比率が2007年の33%から直近18%に低下。元安になると、2兆ドル超の外貨建て債務返済が困難。多くの中国企業が元で稼ぎドルで返すのに耐えられないという。天王星84年・おうし座入り7年周期(2020~26年)の初動後半。8月のアタリが同月末と年末に強い相関を持つといわれ、9月13日のSQがターニングポイント。行き過ぎた売り叩きをただすものだ。
8月30日の日経平均243円高。大引け2万0704円。TOPIX1511(+21)。東証一部の出来高12億0700万株、売買代金2兆0200億円。値上がり1970(値下がり144)。10年債-0280%(+0.010)。米10年債1.449%(+0.002)。上海総合が2886(-0.16%)で引けた。マザーズ指数の引け841.19(+2.06%)。切り返した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。週明け東京市場がリードする。(了凡)