処暑以降巡り合わせ 結果どうなるか誰にもわからない (2019.08.20)
週明け続伸。日経平均小陰線の引け。自律反発止まりだ。先物主導で始まり、買い一巡後伸び悩み。気迷いが尾を引き模様眺め。前週末持ち越した先物の順鞘190円を持て余した。5日移動平均線2万0499円が下値の目安といわれ、25、75、200日線も下向きで歯止めがかからず、上海総合や香港ハンセン高など追い風。東証33業種中サービス、ゴム製品を除き値上がり。盛り上がりに欠ける。8月23日、夏の終わりにあたる24節気の処暑(9月7日まで)。24日にかけて米国ワイオミング州ジャクソンホールでFRBシンポジウム。30日(金)、今月2度目の新月に米中や日韓、アルゼンチン、カシミール、香港、ドイツなど懸案再燃。世界レベルで緊張が高まる見通し。例えば、朝鮮半島。米国が韓国から手を引く一方、中露は南北統一が前提。当事者が問題という。双方、ベルリンの壁や旧ソ連崩壊後と同様再統一願望がうかがえ、韓国の工業力と北朝鮮の核・地下資源による幻想が独り歩き。この儘いくと、資金ショートに追い込まれる。北京16日ロイターによると、中国の内憂外患ぶりも明らかだ。曰く、中国政府は何らかの行動を起こす必要があるが、その余裕がない。行動する意欲もない。制約が多過ぎてリスクも大きい。静観しているという。19日付夕刊フジのコラムも面白い。習主席は「中国の時代がきた」と舞い上がり、日本が救われた趣旨。2年前トランプ政権が誕生すると米国内の対立表面化。日本は安保、経済の舵取りが出来なくなった。そこへ、習主席が登場。米国は混乱して力が衰え「中国の時代がきた」と勘違い。前米政権に南シナ海の人工島を軍事化しないと約束したのにミサイル配備、一帯一路で暴走した。中国は米国に経済を依存し、先端技術をかすめ取りながら牙をむいた。トランプ政権は全面対決を断行し二分された国論を一本化。米中対立が日本に漁夫の利をもたらした。ホロスコープによると、天王星はおうし座が6度付近で乙女座に集まる星を後押し。香港の行く末を暗示するという。似たような場面が1968年チェコ動乱「プラハの春」、パリ五月革命(ドゴール退陣)、ロバートケネディ暗殺など。ニクソン米大統領就任(ベトナム戦争)や中国の文化大革命も範中にある。天王星84年・おうし座入り7年周期(2020~26年)の初動後半。処暑以降、この種の巡り合わせが幾つか現実になる見込み。日経平均先物によると、19日大証の引け2万0580円(+0.93%)に対し夜間取引0640円、シカゴ円建て0645円。ダウ先物も2万6164ドルと堅調。VIX恐怖指数17.70(-16.43%)にひきかえ、ビットコイン円1,141,990(+3.95%)と打ち消し状態。香港人は100年以上民主化が進み、カラー革命(独裁政権の交代を求める民主化運動)で扇動された国より遥かに大人。結果どうなるか誰にもわからないという。
19日の日経平均144円高。大引け2万0563円。TOPIX1494(+9)。東証一部の出来高9億0400万株、売買代金1兆5400億円。値上がり1518(値下がり515)。10年債-0.230%(+0.010)。米10年債1.610%(+0.042)。上海総合が2883(+2.10%)で引けた。マザーズ指数の引け865.52(+1.54%)。やれやれだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。処暑以降、興味深い(了凡)