8月乗り切るのが先決 米国の債務上限2年撤廃がリミット (2019.08.05)
前週末全面安。日経平均小陰線の引け。コップが割れた。米中のほか日韓対立再燃、1ドル106円台の円高などリスクオフ一色。米国の対中関税第4弾が9月に発動する一方、韓国のホワイト除外8月28日。対抗措置の応酬から下値模索とみられる。3日未明、経財相がワシントンで自動車や農産物など日米交渉進展を伝えたのを除きネガティブ。米10年債が1.83%に急落し2016年11月以来の水準になった。英国のブレグジット期限10月末もショックが予想されるという。2日、■■■■■■(****)が通期連結営業3%減益(当初3%増益)に下方修正し健闘の部類。マーケット自体、持ち堪えられるか否かフルイがかかっている。2日午後9時ごろ、インドネシア・ジャワ島西沖でM6.9の地震がありフィリピン、日本、米国にも影響が伝えられる。神も人間も横一線、7~9月持ち越しても10~12月つかまりそうだ。天王星84年・おうし座入り7年周期(2020~26年)初動後半。最初の関門を迎えた。天変地異とタッグで戦争や革命に迫るヘアピンカーブ。おうし座が代表的な農業星で飢饉、領土の奪い合い、農業革命も起きるという。初動が一巡するや、来年からスケール拡大。7年続くだけに決着がつく見通し。今回、米国の景気後退がきっかけと述べた。1日、今後2年債務上限適用停止と歳出拡大承認を盛り込んだ法案を67対28の賛成多数で可決。トランプ氏の署名を経て発効する見込み。2021年9月30日まで2兆7500億ドル(約291兆円)の新規歳出を認めるもので、財務省借入限度を定める法令を同年7月31日まで停止するという。少なくても2年デフォルトなし。再び大盤振る舞いの余地をつくるもので、市場の経済合理性とどう折り合いをつけるか。すでに北朝鮮・韓国が事実上破綻しており、1997年アジア通貨危機をIMF(米国)が「救済」した経緯から、今回手を引くため一括処理に入ったという。在韓米軍撤退然り。フッ素化合物過剰輸入と北朝鮮の核開発幇助、韓国経済制裁一緒くた。再び韓国の破綻が避けられない。8月を乗り切るのが先決だ。2日、日経平均に上ヒゲなし。7月18日の引け2万1046円を上回り急反発も考えられる。日経平均先物によると、2日大証の引け2万1010円(-2.28%)に対し夜間取引0900円、シカゴ円建て0910円。ダウ先物も2万6453ドル(-0.34%)と顔色なし。半面、VIX恐怖指数が一時20を突破し17.61(-1.45%)。ビットコイン円も1,150,447(+2.25%)と息を吹き返した。8、9月おめおめ引き下がれない。再三マイナスとマイナスでプラスになる場面をつくるはず。日本は真剣に取り組まないとやられる。米国の債務上限2年撤廃がリミットだ。
2日の日経平均453円安。大引け2万1087円。TOPIX1533(-33)。東証一部の出来高15億4400万株、売買代金2兆8200億円。値上がり129(値下がり1994)。10年債-0.175%(-0.040)。米10年債1.845%(-0.054)。独10年債も-0.50%と史上最低。上海総合が2867(-1.41%)で引けた。マザーズ指数の引け892.58(-1.40%)。翻弄される。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など限られた。米国は日本を手玉に取っている。(了凡)