証券ビュー

アンコール伊勢町

1日以降一変する場味 予防的利下げがもたらすバブル (2019.08.01)

 売り一巡後下げ渋り。日経平均短陽線の引け。月替わりだ。日銀のETF(上場投信)買い観測に伴う先物の買い戻しが主因。7月30日のダウ23ドル安(一時151ドル安)をこなした。米中協議再開にかかわらず難航。トランプ氏の中国批判がブレーキとみられる。WTI原油先物58.30(+0.40%)とラッセル2000指数1585.60(+1.06%)確り。半面、金先物1431.35(-0.72%)、フィラデルフィア半導体1593.82(-0.26%)反落。FOMC前の持ち高調整と考えられる。アップルが3四半期ぶり増収と伝えられ中国不振に歯止め。208.78ドル(-0.43%)で引けた。このほか、中国の製造業PMI(購買担当者景気指数)が3ヵ月連続50を下回り7月49.7(6月49.4)。英ポンドが合意なきブレグジットを控え、2016年10月以来底(1ポンド1.19ドル)割れ懸念。8月2日、米雇用統計や「ホワイト国」から韓国除外、■■■■■■(****)の4~6月期発表などサプライズ含みだ。31日、国内でアメダス観測地点926のうち、35度超の猛暑日が136(昨年88)、30度超えの真夏日も774(前日777)を数え、8月1日岐阜県多治見で最高39度、京都や名古屋でも38度の予想。日射を遮蔽した百葉箱の数値で、室内や路面など危険な暑さ。2日ピークとはいえ、8日立秋から21日高校野球決勝まで尾を引く見込み。東京五輪2020マラソンが8月2日6:00(女子)、9日同(男子)に繰り上げられた。天王星84年・おうし座入り7年周期(2020~26年)の初動後半を7~9月期に持ち越し。月替わりが肝腎。コップの中の嵐が外に出る旨述べた。日経が31日付証券欄「市場点描」で25日、75日、200日移動平均線接近を伝え、上昇へマグマ蓄積を匂わせたのもわかる。市場力学で弁証法による正→反→合の件り。7月31日新たに窓を空けて下放れ、ほぼ十字足の引けに出ている。翌日窓埋めなら5月7~8日の窓埋め1875円に挑戦。逆に下振れなら、6月4日の安値0289円と7月18日同0993円を結んだ傾向線1200~1300円が下値の目安という。理外の理を加味する場面になった。日経平均先物によると、31日大証の引け2万1550円(-0.51%)に対し夜間取引1520円、シカゴ円建て1530円。ダウ先物も2万7238ドル(+0.27%)と小康状態。VIX恐怖指数13.85(+7.95%)、ビットコイン円1,063,833(+2.11%)が思わせぶり。マイナス利回りの債券残高が世界で1400兆円(全体の4分の1)を数え1年で倍増したという。31日FRBの予防的利下げ(0.25%)が新たなバブルをもたらす。ECB、日銀ともに玉切れ。資本主義の黄昏。FRBが最後の砦になった。日本は弾丸が少ない。いまだ、先制攻撃でロシアに勝ったものの米国に負けたといわれる。
 7月31日の日経平均187円安。大引け2万1521円。TOPIX1565(-10)。東証一部の出来高13億5000万株、売買代金2兆6600億円。値上がり547(値下がり1525)。10年債-0.160%(-0.005)。米10年債2.052%(-0.010)。上海総合が2932(-0.67%)で引けた。マザーズ指数の引け904.92(+0.18%)。エネルギーがうかがえる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。1日以降、一変する場味だ。(了凡)