これから1年様変わり マイナスとマイナスでプラスに (2019.07.24)
一触即発。日経平均中陽線の引け。円安も味方した。米主要3指数反発によるもので、22日伝えられた米アップルによるインテルのスマホ向けモデムチップ買収(約1000億円)が手掛かり。同日トランプ氏がグーグル(アルファベット傘下)をはじめIT大手首脳と会合し、ファーウェイ向け販売再開を求める要請に「適時決断」する旨伝え、フィラデルフィア半導体指数が1554.09(+1.98%)に急伸。半導体関連中心に買い戻しが集中した。ザラバで200日移動平均線2万1535円を上回り後場一段高。引け利食いが出て小甘い。この上、7月2日の高値1784円を抜くと、5月7~8日の窓上限1875円が上値の目安。出来高、売買代金増加に伴うもので、弁証法の正→反→合に見合うサプライズが決め手。チャートにベクトル上の光明が見える。今週ピークといわれる米主要企業の4~6月期決算のうち、24日キャタピラーと25日インテルが峠。7月以降トータルで減益幅が縮小し8割予想を上回ったという。国内も■■■■(****)が11日大幅減益を発表し翌日急落したが、23日発表前の水準に戻した。24日の■■■■(****)、■■■■(****)や26日■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)などひと相場ありそうだ。NYで「より長い株価下落が始まりそうに見える」某トレーダーのメモが人気。マイナスとマイナスを掛けてプラスにしないと上がらない。逆イーグル(長短金利逆転)の場合、利上げ限界と利下げ期待の相乗効果。3月末NY連銀統計で米国の自然利子率が0.65%に下がり、4月以降FF金利2.25~2.50%の負荷に耐えられない旨述べた。7~9月上放れると、リーマンショック1年前と似たような場面。金先物とビットコインが逆相関の指標。来年を先取りしている。日経平均先物によると、23日大証の引け2万1600円(+1.12%)に対し夜間取引1640円、シカゴ円建て同。ダウ先物も2万7257ドル(+0.30%)と確り。逆に、VIX恐怖指数13.23(-8.37%)、ビットコイン円1,074,567(-3.63%)一服。奇妙なバランスで補完関係にある。22日、米国が歳出・債務上限を与野党一致で引き上げ(2019年度約35兆円)。デフォルト懸念が後退し財政悪化に拍車。この儘いくと、天王星84年・おうし座入り7年周期(2020~26年)につかまる公算が大きい。これから1年、思ったほど悪くならず。期待するほど良くならない印象。日本の場合、朝鮮戦争(1950~53)とベトナム戦争(1955~75)特需で世界に例を見ない高度成長の反動。国土38万平方キロに1億2000万人、1人当たりGDP独仏並みも過大といわれ、首相の9000万人死守にひきかえ、8000万人説有力。人口減少を恐れるな。移民不要説など結構根強い。
23日の日経平均204円高。大引け2万1620円。TOPIX1568(+12)。東証一部の出来高9億1900万株、売買代金1兆6500億円。値上がり1640(値下がり422)。10年債-0.150%(-0.010)。米10年債2.046%(-0.003)。上海総合が2899(+0.45%)で引けた。マザーズ指数の引け891.55(+0.29%)。下値を固めた。値上がり率ランキングのよると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など。これから1年、世界中の「帝国」が様変わりになるという。(了凡)