一度下に振る公算も 先に手を出した方が負ける仕組み (2019.07.10)
小幅反発。日経平均小陰線の引け。膠着状態になった。8日ダウ115ドル安によるもので、1ドル108円台後半に振れた円安が手掛かり。週明け、10日ETF(上場投信)分配金支払いに伴う換金売りに模様眺め。引け、2日連続200日移動平均線2万1601円を下回った。気迷いを払う上で一度下に振る公算もある。8日ダウの足を引っ張ったアップル、ボーイング2銘柄で60ドル安。ドイツ銀のリストラ発表から米金融大手が売られたのも響いた。大きな混乱に至っていないが、ECB(欧州中銀)のマイナス金利政策により金融機関の体力が消耗。米国でもトレーディングとM&Aの落ち込みが目立つという。NYマンハッタン5番街のトランプ・タワーがドイツ銀の融資といわれ興味深い。少し前、別件でトランプ氏の尻ぬぐい。本社が反対したにもかかわらず米国の別部門が決定。リーマンショックと返済が重なる100年に一度の機会をトランプ氏につけ込まれた。債務割引きで訴訟になったという。「敵失」でも売られる米銀が気懸かりだ。日経平均先物によると、9日大証の引け2万1510円(-0.09%)に対し夜間取引1460円、シカゴ円建て1480円。ダウ先物も2万6688ドル(-0.39%)と小甘い。半面、VIX恐怖指数14.60(+9.94%)にビットコイン円1,365,000(+2.01)上昇。半年、1年先を示唆するものだ。7~9月、天王星84年・おうし座入り7年周期の初動後半。G20直前・直後のイベントをこなすのが先決。米国なしに回らないところへきた。現在前触れに過ぎないが、年末から旧米ソ冷戦体制や自民党長期政権崩壊に似た現象が起きるという。米国カリフォルニア州オレンジ郡(1994)や東京都二つの信用組合破綻。オウム真理教事件の露見など先駆け。天変地異もつきものだ。戦後の旧体制が限界に達し踊り場。ステロイド漬けで引き回した挙げ句に副作用。民主主義や資本主義、全体主義も行き詰まり、6月10日神も人間も横一線に並んだ旨述べた。当初4~6月本格化がG20を境に7~9月持ち越し。先に手を出した方が負ける仕組みという。3日、ダウ2万6966ドル(179ドル高)。9ヵ月ぶり最高値を更新しナスダック、S&P500 も揃い踏み。本来、少なくても10日調整して頭を冷やす場面。今となれば、米国につくほか光明を見出せない。9月にかけてバブル再燃が関の山だ。
9日の日経平均30円高。大引け2万1565円。TOPIX1574(-3)。東証一部の出来高9億8800万株、売買代金1兆6600億円。値上がり664(値下がり1399)。10年債-0.145%(+0.010)。米10年債2.061%(+0.010)。上海総合が2928(-0.18%)で引けた。マザーズ指数の引け911.77(-0.47%)。出番待ちだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。値を保っているだけで価値がある。■■■■■(****)と■■■■■■(****)がボトムゾーン。窒素固定関連検討中。10、11日FRB議長の議会証言に振り回されそうだ。(了凡)