何らか打開策が必要 在韓米軍アメリカンスクール閉鎖 (2019.07.02)
週明け全面高。日経平均小陽線の引け。玉虫色になった。米中のほか米朝、日米にも一時休戦をもたらすもので、G20 直前中朝・直後米朝会談が手掛かり。日本は橋渡し。ヒューズみたいな存在。及第とみられる。市場が香港紙のスクープを含め予想通りの経過をたどり、3日皆既日食(新月)が落ち。奥底の解に迫るもので、5月7~8日10連休明け下振れした窓を埋め、7日安値2万1875円回復なしに前へ進めない。1日、200日移動平均線1632円を抜いたものの、25日線から上方乖離3.13%。今年の発会を除きこれまで3%が上限だけに2日正念場。1日の出来高12億0200万株、売買代金2兆2000億円から息切れも考えられる。日経平均先物によると、大証の引け2万1770円(+2.59%)に対し夜間取引1720円、シカゴ円建て1715円。ダウ先物2万6857ドル(+0.99%)とパンチ不足。VIX恐怖指数13.95(-11.82%)、ビットコイン円1,214,742(+3.52%)に材料出尽くし感。後場欧州勢の買い戻しが伝えられ、出来上がった印象とも受け取れる。しかし、前週末の裁定買い残3963億円にひきかえ、売り残7266億円と需給がいい上、日経平均の予想EPS(1株利益)が直近1787円(昨年12月13日ピーク1794円)と高水準。同PER(株価収益率)も11倍台で割安。1日発表された6月の日銀短観で大企業製造業プラス7(3ヵ月前12)、3ヵ月先横ばい。非製造業も小幅悪化の見通し。3日、新月買いに分がある。4日参院選公示、5日米雇用統計発表など消化できる。気になるのが在韓米軍(2万8500人)のアメリカンスクール(小中学校)閉鎖。昨年11月決定し7月にも実施の予定。G20直前の中朝・直後の米朝会談につながるもので、習近平氏自ら出向いたのは金正恩氏を逃がさないため。米国のファーウェイ制裁一部解除、関税引き上げ先送りの見返りに米朝会談の水先案内。在韓米軍が手を引くのと北朝鮮の食糧不足が天災・制裁で行き詰まるのを見越したもの。日本は参院選の投開票日(21日の予定)まで手つかず。終わるや否や、安保手直しと農産物交渉でワンツーパンチ。ひとたまりもない。3ヵ月連続したトランプ氏と首相の蜜月関係が終わるという。3日市場が落ちを決めても21日以降手詰まり。何らか打開策が必要になる。7~9月に持ち越した天王星84周期、おうし座7年の初動。6月17日のストロベリームーン(満月)を折り返しに3日から後半。これから3週間で年後半の準備をしないと間に合わない。万一、大手メディアが「在韓米軍撤退」を伝えると身も蓋もない。狼狽売りに見舞われる。
7月1日の日経平均454円高。大引け2万1729円。TOPIX1584(+33)。10年債-0.145(+0.020)。米10年債2.018%(+0.013)。上海総合が3044(+2.22%)で引けた。マザーズ指数の引け909.52(+1.68%)。上放れた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。プーチン氏によると、自由主義と全体主義は繰り返すという。(了凡)