ふるいにかかる年央 7月3日ストロベリームーンに呼応 (2019.06.19)
3日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。肩透かしだ。米長期金利低下に伴う円高を嫌気。為替に連動する先物売りが主因。東証全33業種値下がりした。14日SQ算出後需給が好転し、週明け閑散に売りなし。ストロベリームーン(満月)の影響。上下に長いヒゲを出し不測の事態が起きるという。確かに25日移動平均線2万1023円を下回り、節目の1000円割れに違いないが、極端な薄商いにとどまり相場のあや。19日から1週間逆襲。26日にかけてドラマも考えられる。17日ストロベリームーンに呼応するのが7月3日(新月)の皆既日食。米国のほか中国や北朝鮮も正念場を迎え、日本にも跳ね返る見込みだ。17日、ダウ22ドル高。6月のNY連銀製造業景況指数-8.6(前期比-24.6%)。2016年10月以来で1ヵ月の下げ幅最大。にもかかわらず、米10年債若干上昇。7月予想される利下げと綱引きになり嵐の前の静けさ。米国株とパウエルFRB議長の相性が悪いという。就任後10回FOMCがあり、会見後2日目のS&P500種が今年1月を除きすべて下落。18~19日気にする向きが多い。トランプ氏は香港デモやタンカー攻撃事件にも過剰なプレゼンスが目立ち、ホロスコープ(天体の配置図)で見ると7月3日が該当日。中東に米軍1000人増派が株安を生むきっかけになりかねない。年央ターニングポイント。G20(米中首脳会談)を境に流れが一変しそうだ。日経平均先物によると、大証の引け2万0910円(-0.76%)に対し夜間取引0990円、シカゴ円建て0985円。ダウ先物も2万6222ドル(+0.32%)と小動き。VIX恐怖指数15.06(-1.44%)、ビットコイン円1,000,470(-1.09%)然り。今、来週上下に振り7月ふるいにかかる公算が大きい。受け売りだが、香港の警察官に「香港語」が通じないという。中国政府が辺境の人民解放軍を大量に送り込み、警察官になりすまして規制。安心、油断、分断のもの各個撃破。天安門事件そっくりだ。今の中国、共産党が企業経営者をはじめ富裕層の利益を代弁する政党。米国向け輸出で稼ぎ、都市戸籍4億人が農民戸籍9億人を搾取する構図。米中対立が長期化し経済が悪化すると、一般庶民の政府に対する支持が落ち込み、米国でなく中国の庶民に敗れる可能性が高いという。防犯カメラで監視を強化しても反動が大きい。共産党のエリートが毛沢東の「持久戦論」(1938)のもと対米勝利を呼びかけているが、人民の理解なしに長期戦困難。中国の若者はゾンビ(死に体)経済の中で柔和な顔になり頑張るのが嫌い。一方、日本は欧米に向かっていく力がない。自分で考える力もないという。年央踏ん張りところだ。
18日の日経平均151円安。大引け2万0972円。TOPIX1528(-11)。東証一部の出来高10億2300万株、売買代金1兆7700億円。値上がり307(値下がり1781)。10年債-0.140%(-0.010)。米10年債2.046%(-0.044%)。上海総合が2891(+0.09%)で引けた。香港ハンセン27,498(+1.00%)。マザーズ指数の引け890.30(-2.02%)。来週見ものだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。■■■■■■■(****)が一時10円高。夜間取引でも確り。大和の玉が嵌ったようだ。(了凡)