先物の買い戻し目立つ ラインダンス始めたビットコイン (2019.06.12)
さらに続伸。日経平均中陽線の引け。先物の買い戻しが目立つ。政策期待によるもので、東証一部の売買代金4日連続2兆円割れ。5月売り越した反動で盛り上がりに欠ける。10日ダウ78ドル高(一時227ドル高)となり6連騰。上ヒゲが長い。利下げ観測のほかメキシコ関税見送り、フィラデルフィア半導体指数1413.89(+2.54%)など囃したもので、S&P500種がピーク更新になびく一方、VIX恐怖指数15.69(-3.74%)に一抹の不安。株価とボラティリティー(変動)指数が反対に動くといわれるためで、相場が堅調でも備えるべきリスクが沢山あるという。同日トランプ氏が中国に対し、6月下旬の首脳会談開催に応じない場合、第4弾の制裁関税を発動する旨表明。中国も「核心的利益」を譲らず、地方政府が特別債で調達した資金を原資にインフラ投資を容認する構え。米国務省が首相のイラン訪問(12~14日)に期待を寄せていることも事実。14日メジャーSQ、18~19日FOMC、28~29日G20でフルイがかかる見込みだ。11日、25日移動平均線2万1072円を下値支持ラインに5日線0954円が急上昇。ゴールデンクロス接近に違いないが、連日薄商いで物足りず先物の空中戦とみられる。日経平均先物によると、大証の引け2万1210円(+0.28%)に対し夜間取引1290円、シカゴ円建て同。ダウ先物も2万6205ドル(+0.46%)と確り。VIX恐怖指数とラインダンスを始めたビットコイン円866,799(-0.54%)も気になるところだ。仮想(暗号)通貨といわれ、マサチューセッツ工科大・ペンタゴンの共同研究で生まれたという。米国のドルが紙屑になっても全て取り戻すための救命ボート。やたら長く複雑で暗号化された巨大な素数。中国やロシアがケタ外れの電力を使ってマイニングにしゃかりき。ビットコインの種を探している。偽造、捏造もできない。年明け40万円どころから100万円近くに戻した。最初キプロスの預金封鎖(2013)でロシアの資金が流入。次に上海総合が急落(2016)して中国の介入も伝えられた。バブル崩壊、経済危機、信用不安など駆け込み寺。チューリップバブル(1630)がビットコインのルーツ。南海バブル(1720)をきっかけにフランス革命(1789)が起きた。ビットコインについているブロックチェーン(分散型台帳)をペンタゴンが監視しているという。改めてマネックスG(8698)を見直した。国内より米国の子会社が稼ぐとみられ、数年後予想される「いざ鎌倉」に打ってつけだ。米10年債が2016年7月史上最低の1.3%をつけ、その後上昇し事なきを得たものの、更新する時がやってくるという。
11日の日経平均69円高。大引け2万1204円。TOPIX1561(+8)。東証一部の出来高10億0200万株、売買代金1兆6700億円。値上がり1368(値下がり676)。10年債-0.115%(+0.010)。米10年債2.172%(+0.028)。上海総合が2925(+2.58%)で引けた。マザーズ指数の引け901.06(+0.69%)。一段と好転した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。年央がターニングポイントと考えられる。(了凡)