証券ビュー

アンコール伊勢町

もう一度振ってくる 5~6日ミッドウェー海戦折り返し (2019.06.06)

 6日ぶり反発。日経平均小陽線の引け。窓を空けて上放れた。4日ダウ512ドル高を受けたもので、中国の天安門事件30年を踏まえ、これまでにない変化。ダウ三尊天井説が流れた矢先、瀬戸際で陰の極を抜け出す踊り場。底値圏の出来高が物足りず、戻り一巡からもう一度振ってくる。5~6日ミッドウェー海戦(1942)の火蓋が切られ、太平洋戦争の折り返しといわれるだけに、米中冷戦に匹敵するターニングポイント。世界の命運が変わった転機の一つ。7年おうし座にいた天王星がふたご座に去った瞬間起きたという。洋上で一服。空母搭載機すべて燃料や爆弾を積み替えている最中米軍にやられた。4日、中国商務省が「双方の摩擦は最終的に対話と協議を通じて解決される」旨表明しダウ140ドル高。その後、FRB議長の講演で「景気拡大を持続するため適切な行動をとる」声明が伝えられ一時523ドル高。利下げと受け取られた。シカゴ発ツィッターによると、米系のやらせ。日経が鵜呑みにした。事実、FF金利先物(FRBの誘導目標)が反応せず、2~3年金利5BP(1万分の1単位)、10年が4BP上がったところで利下げ期待に及ばず。債券市場が狂っていても、ショートカバー(売り持ちの買い戻し)に過ぎないという。よって、2番底を探る展開。G20(28~29日)で収まらず、7~9月三段下げも考えられる。5月25~28日、トランプ氏が来日に際し横須賀基地で空母に改修する「かが」を視察。「加賀」が真珠湾攻撃に参加した経緯から興味深い。2006年、ゴルバチョフ氏は「チェルノブイリ事故が旧ソ連崩壊につながった」という。中国が30年前、天安門事件から強大化したのにひきかえ対極。日本の場合、首相のイラン訪問(12~14日の予定)が試金石。佐藤栄作内閣(2798日)に次ぐ長期政権で、欧米国際金融資本の意向といわれる。19~20日、英国EU離脱がさらに2ヵ月先送り。日立(6501)が4000億円超特損をかぶった原発建設失敗で「カリリオン」(英国第2のゼネコン)破綻。大手銀バークレイズが巨額損失。EUの費用負担に耐えられないのが現状。トランプ氏の英国訪問(3日から3日間)も国際金融資本の息がかかっている。日経平均先物によると、大証の引け2万0730円(+1.82%)に対し、夜間取引0870円、シカゴ円建て0850円。ダウ先物も2万5513ドル(+0.66%)と続伸。VIX恐怖指数16.65(-11.72%)、ビットコイン円846,296(+1.49%)も小康状態に入った。ミッドウェー海戦をトラウマに折り返し。日本は否応なく国際金融資本に取り込まれた。
 5日の日経平均367円高。大引け2万0776円。TOPIX1530(+30)。東証一部の出来高12億8000万株、売買代金2兆2400億円。値上がり1988(値下がり126)。10年債-0.125%(-0.020)。米10年債2.128%(+0.001)。上海総合が2861(-0.03%)で引けた。マザーズ指数の引け893.52(+2.43%)。反転した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。今、中国を叩かないと米国がやられるという。(了凡)