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ターニングポイント トランプ氏の来日がG20の伏線 (2019.05.28)

 週明け反発。日経平均小陽線の引け。膠着状態になった。トランプ氏来日・一連のもてなしによるもので、27日午前新天皇拝謁がピーク。度を越した日本側の「国賓待遇」に米国をはじめ世界がやぶにらみ。トランプ氏は皇居に入る前、両陛下に軽く会釈したという。その後新天皇が首相に乗せられ舞い上がったように見えた。恐らく、日本側の負け。相撲、ゴルフ、炉端焼きなど盛り上がりに欠ける。1時間延長した日米首脳会談後、首相が共同会見で「日米同盟は世界で最も緊密」と述べ出来上がった。ターニングポイントに違いない。シカゴツィートによると、米国なら国益を損なっても外国におもねるリーダーとして国家反逆罪の可能性。日本では、ホワイトハウスでトランプ氏からプライベートのバスルーム使用を許されたヒーロー。英国のメイ首相が6月7日辞任を表明し、EU離脱反対が本音で民主主義に負け涙を見せた。涙が欧州議会選でトータルEU堅持派を後押し。トランプ氏の逆風になるという。首脳会談で日米貿易交渉を参院選後の8月に先送り。安保、北朝鮮非核化・拉致問題、首相のイラン訪問に理解を示すなどおまけつき。28日午後、トランプ氏離日後に波風が立ちそうだ。何しろ、後場の日経平均日中値幅25円。日足の上ヒゲが長く、5日移動平均線2万1201円が関門。一目均衡表の雲に入り、相手を見失ったような場味だ。東証一部の売買代金が4年5ヵ月ぶり体たらく。よくしたもので、閑散に売りなし。この上、2万1000円どころで持ち堪えると反転。踏ん張りどころだ。日経平均先物によると、大証の引け2万1200円(+0.47%)に対し夜間取引1190円、シカゴ円建て同。ダウ先物も2万5612ドル(-0.03%)と開店休業状態。VIX恐怖指数15.85(-6.32%)に対し、ビットコイン円954,861(-0.14%)の戻り高値更新に意味がある。道理で関係分の■■■■■■(****)が高いほか、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など確り。天王星84年周期、おうし座入り7年の巡り合わせで暑い、暑いといっていられない。やがて不連続が予想されるためで、2020~26年のヘアピンカーブを曲がり切るまで毎日が大事。1日で戦後70年以上馴染んだ秩序やシステムが一変しかねない。トランプ氏離日後もG20 があり、再三再四日本が主要メディアのさらしもの。東京五輪を控え拍車がかかる。米中や欧州、ロシア、新興国にとって頼りになるかどうか。資本市場も試金石になる。最近、ドル高・円高が目立つ。飛躍するが、いっとき同僚だったO氏が改めて日経平均10万円説を流した。今なら4、5万円説で十分。6月にかけて利食いならレギュラープレーヤーになれる。
 27日の日経平均65円高。大引け2万1182円。TOPIX1547(+5)。東証一部の出来高9億0100万株、売買代金1兆4700億円。値上がり1293(値下がり734)。10年債-0.070%(+0.005)。米10年債2.323(+0.004)。上海総合が2892(+1.38%)で引けた。マザーズ指数の引け895.59(+1.41%)漸く動き出した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。トランプ氏来日がG20 の伏線と考えられる。(了凡)