黄金の日米関係を探る G20にかけて令和のプチバブル (2019.05.27)
前週末続落。日経平均小陽線の引け。次第に下げ渋った。23日ダウ286ドル安、1ドル109円台半ばの円高を受けたもので、翌日ダウ95ドル高、トランプ氏来日を巡り高値引け。漁夫の利を打診する動きだ。日増しにファーウェイ制裁や第4弾(中国製品約33兆円追加関税25%)など主要メディアの影響が伝えられるためで、これまで関税の応酬1年、米中や日米の貿易赤字に殆ど変化がないという。米中の場合、月200~250億ドル(年3000億ドル)。関税棚上げの日米でも年500~700億ドルのペースで過去10年変化なし。それに、米政権が中国製品の関税を引き上げ、回りまわって米国民が負担するという報道。出来合いの電化製品や日用品、雑貨などが大半。供給先もベトナムをはじめ中国シフトが進み問題なし。アップルは1年足らずで対応済みという。中国企業がダメージを受け、トランプ氏のひとり勝ちだ。リチャード・アーミテージ氏(1945~)と並びCSIS(戦略国際問題研究所)のマイケル・グリーン氏(1961~)がNHKで「今は黄金の日米関係」と述べた矢先、米国はそうでも日本にとってどうなのか。探るのが今回の来日。27日午前、トランプ氏が若い新天皇との拝謁に敬意を表すことができるか焦点。敗戦国ゆえに前例がなく、市場にもたらす影響も大きい。エリクソン(スウェーデン)やノキア(フィンランド)、サムスン(韓国)が息を吹き返したように、23日から関係分に採用した■■■■(****)もビジネスチャンス。■■■■■■(****)や■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など興味深い。下振れした5日移動平均線2万1225円が抵抗ラインとなり、5月14日の安値0751円を割らずにしのぐと、週明け(NY休場=戦没者追悼記念日)期待をもてる。日経平均先物によると、24日大証の引け2万1100円変わらずに対し、夜間取引1130円、シカゴ円建て同。ダウ先物も2万5611ドル(+0.58%)と堅調。VIX恐怖指数15.85(-6.32%)、ビットコイン円878363(-0.54%)ともに小動き。30円程度上鞘に過ぎない。28日午後トランプ氏離日。31日に鉱工業生産指数(4月)、中国製造業PMI(5月)が発表される。国内で解散総選挙、消費増税延期、米中景気後退懸念など燻り6月末のG20まで尾を引く見通し。25日午後3時20分頃、千葉でM5.1の地震があり被害や怪我人なしという。房総沖と御前崎が気懸かりでいくらか胸のつかえが下りた。G20にかけ水面下で太いお金の探り合いが予想され、令和のプチバブル。7月以降反動も考えられる。英国のメイ首相が6月7日辞任する旨表明した。離脱反対が本音で民主主義に負け涙を見せた。26日欧州議会選が終わりもう一悶着ある。
24日の日経平均33円安。大引け2万1117円。TOPIX1541変わらず。東証一部の出来高12億4600万株、売買代金2兆1200億円。値上がり1180(値下がり867)。10年債-0.070%(-0.005)。米10年債2.318%(-0.002)。上海総合が2852(+0.02%)で引けた。マザーズ指数の引け883.18(-0.08%)。もち合い圏にある。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。三島由紀夫(1925~1970)によると、日本の文化、文明真似ばかり。謙虚でないと続かない。(了凡)