潰れる恐怖と戦う野村 中国現政権崩壊で終わる米中冷戦 (2019.05.23)
高寄り後伸び悩み。日経平均小陰線の引け。膠着状態に入った。ダウ197ドル高を呼び水に戻り売りを吸収し小反発。75日移動平均線2万1433円が関門なら、5日線1234円を支持線に窮屈なもみ合い。騰落レシオ77%台で急反発も考えられる。25日トランプ氏来日がきっかけ。26日大相撲観戦・首相と会食、27日新天皇と会見・日米首脳会談など問題解決の突破口。期待感から需給のいい6月にかけて買い戻しが予想される。米中対立の踊り場を迎え、水面下で太いお金の探り合い。リーマンショックをもろに受けたシティーグループ総帥ロックフェラーが平成天皇に100兆円無心し、体よく断られた経緯が伝説になった。ゴールデン・リリー(天皇の金塊)といわれ2万4000トン。バチカン名義もあり、BISやIMF、FRBがマーシャルプランや日本の戦後復興資金に使ったという。3月19日に五輪誘致を巡るJOC竹田会長(71)辞任で尾ひれがつき、同会長の親が元皇族で旧日本軍の金塊接収に関与。にわかに足がついた。G20を控え大掛かりなディール(取引)が考えられる。戦後M資金といわれ、世界が「天皇のお金で回っている」仕組み。5、6月日本が当事者となりホスト役。週末目を離せない。野村HDが「潰れる恐怖と戦っている」現状から、米中対立に戦略なしでは浮かばれない。日本にないといわれる戦略。ルトワック氏(76)によると、極めて高度な戦略文化。最新著「日本4.0」で明らかにしている。400年を振り返り、江戸システム(1.0)、明治システム(2.0)、戦後システム(3.0)と分析。次のシステム(4.0)が焦点という。文藝春秋2018年12月号で喝破した「米中冷戦は中国の現政権崩壊で終わる」が澄んだ印象。21日、150分中国メディアの取材に応じたファーウェイCEO(最高経営責任者)の会見でもわかる。失敗した理由を全部米国に責任転嫁。もっぱら被害者になるしかない。ルトワック氏によると、トランプ氏は対外政策の根幹に中国と地政学的紛争を挙げ、ロシアと何らかの合意をつくり対抗する構え。ニクソンが毛沢東と組みロシアの台頭を阻んだように。しかし、今のロシアは中国に友好的。最高の性能を持つ軍用機を中国と対立するインドに供給。ベトナムにも最新鋭潜水艦も供給した。トランプ氏はアフガン、イラクから早く撤退し中国に集中して尖閣諸島や南シナ海の動きを止めたかったが、ロシアとスパイ容疑やマチス国防長官辞任問題が出て行き詰まり、残された唯一の手段が貿易戦争だったという。新たに、ファーウェイ制裁が大きな追い風といわれる■■■■(****)。案件急増が伝えられる日本M&Aセンター(2127)を関係分に採用。小口の打診買いでアタリが見込まれる。
22日の日経平均10円高。大引け2万1283円。TOIPX1546(-4)。東証一部の出来高12億0300万株、売買代金2兆0900億円。値上がり945(値下がり1097)。6月限が2万1280円(+0.14%)の引け。夜間取引1330円、シカゴ円建て同。ダウ先物も2万5889ドル(+0.05%)と堅調。半面、VIX恐怖指数14.73(-9.69%)。ビットコイン円874,816(-0.39%)軟調。10年債-0.055%(-0.005)。米10年債2.431%(+0.004)。上海総合が2891(-0.49%)で引けた。マザーズ指数の引け890.91(+2.20%)やれやれだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。米ドル支配が続きそうだ。(了凡)