証券ビュー

アンコール伊勢町

米中に惑わされるな 再び日本乗っ取りの打診始まる (2019.05.10)

 2空をつくり全面安。日経平均小陰線の引け。週末転機とみられる。8日ダウ2ドル高(一時153ドル高)によるもので、9~10日米中閣僚協議を前にNY市場が先に結果を出した。「不都合な真実」といわれ、米中対立が激化しても過去最高値圏にとどまる理由を考える必要があるという。協議が始まっていないのに展開が早いためで、トランプ氏が相場に明るいほか取り巻きのゴールドマンもガバメントサックスといわれ、首をかしげる向きが多い。現地の債券王G氏によると、最高値圏にある米株を「弱気相場の中の株高」と説明。上昇トレンド終盤の乱高下に相当する模様。インサイダー(内部情報による不正取引)といえなくもない。75日移動平均線2万1358円、一目均衡表の雲上限1349円をかすめ下値に届いた。10日ミニSQ(特別清算指数)算出に伴うポジション調整も一巡し、来週明け行き過ぎた不安の反動を検証する場面。5月新天皇即位を口火に米大統領夫妻来日、G20など日本を取り巻くイベントが本格化。来年東京五輪を仕上げに目くらましの公算が大きい。令和バブルといわれ、10連休明け3日連続安で出鼻を挫かれた。日経平均先物によると、9日大証の引け2万1380円(-0.93%)に対し夜間取引1320円、シカゴ円建て1325円。ダウ先物も2万5831ドル(-0.70%)と余震が続いている。半面、VIX恐怖指数21.58(+11.70%)、ビットコイン円663,269(+1.58%)ともに続伸。日経平均ボラティリティ指数が一時23台をつけたほか、4月9日述べたようにビットコイン7000ドルが視野に入った。■■■■■(****)や■■■■■(****)が減益予想で売られる一方、■■■(****)と■■■■■■(****)が曲がりなりに持ち堪えた印象。9日、■■■(****)と■■■■■■(****)が住宅事業統合を発表し期待をもてる。天王星84年、おうし座入り7年周期に見合うもので、維新・日露戦争・敗戦・プラザ合意40年周期に伴う2025年ボトム説も念頭にある。令和元年5月から6月4日中国の天安門事件30周年まで似て非なる前哨戦。平成元年のバブル崩壊でケタ外れの資金が米国や中国へ流れたように、外資にとって「第3次世界大戦」並みの金融戦争。公式統計によると、日本の個人金融資産1830兆円(2018年末)に対し公的債務1200兆円。純資産600兆円超を数え世界一の黒字国。5月から一連のイベントを通じて乗っ取りの打診が始まった様子。米中のほか欧州やロシア、アジアなど堰を切ったように寄ってくる。前日紹介した■■■■■■(****)で一喝するところだ。トランプ氏が5、6月2度来日するのもディール(取引)。水面下で太いお金の探り合いが本音。ロスチャイルド、ロックフェラー家の限界を物語るものだ。
 9日の日経平均200円安。大引け2万1402円。TOPIX1550(-21)。東証一部の出来高16億8900万株、売買代金2兆8600億円。値上がり282(値下がり1819)。10年債-0.055%変わらず。米10年債2.445%(-0.040)。上海総合が2850(-1.48%)で引けた。マザーズ指数の引け914.59(-2.78%)。騙しとみられる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■(****)など。幾らか改善した。3空買い。米中に惑わされるな。(了凡)