令和のオルタナティブ 「月の石」40年以上封印され玄武岩 (2019.04.25)
高寄り後反落。日経平均小陰線の引け。小天井とみられる。短期的なもので、12~15日の窓2万1878円が下値の目安という。逆に、昨年12月3日の高値2万2698円を抜くと上放れ。4~6月、日本のイベントにかかってきた。23日、ダウ145ドル高。同日本格化した1~3月期決算発表を好感し、最高値まであと172ドル(約1%)に迫るもの。ナスダック8ヵ月、S&P500も7ヵ月ぶりピーク更新。今週アマゾンやフェイスブック、マイクロソフトなどハイテクの「好決算」発表を先取り。返す刀で「国民皆保険」導入を嫌気したヘルスケア関連に法案成立後退の見方が広がり買い戻し。さらに、ビヨンド・ミート(代替肉メーカー大手)のIPOを囃し、ベジタリアン(菜食主義者)向け市場拡大が伝えられるなどパンチに欠ける。胸突き八丁に変わりない。24日、上海総合が3201(+0.09%)で引け、中国政府の景気テコ入れ期待が息切れしたのと軌を一にしている。米中対立やブレグジット、直近のスリランカ連続テロ事件など懸案山積の現状で世界的な資金移動が停滞しているのも事実。株のほか為替、金利などボラティリティ―(予想変動率)低下が目立つ。このため、10連休を控えセル・イン・メイ(5月に売れ)に戸惑い。世界中、静まり返っている。緩和マネーが捌け口をうかがいボラティリティ―低下に拍車。5、6月令和のバブル仮説を述べた。関係分で4月に頭角を現した■■■■■(****)、■■■■■■■(****)が手掛かり。2018年2月、■■■■(****)を出鼻でとらえた時に似ている。手詰まりによるもので、1969年7月のアポロ11号が語り草。受け売りだが、今年2月になって早稲田の教授が月から持ち帰った「石」が地球の玄武岩だったことを明らかにした。当時太陽活動が活発で、地球を磁気嵐から守る「バン・アレン帯」の外に出ると放射線により被曝するため。「やらせ」だったという。40年以上封印されたもので、米国がベトナム戦争で敗色濃厚になった時、「アポロで失敗」といえなかった模様。ニクソンが敗戦処理に取り組み、ケネディの同計画失敗を反故にせず、キッシンジャーとラムズフェルドに頼み込んで替え玉にした。米国の天才映画監督キューブリックが「2001年宇宙の旅」と題し、急遽オルタナティブ(一線を越えた新しい試み)なフィルムを用意したという。米政府による資金提供と巨額保険、膨大な契約書つきだ。この手の目くらましが4~6月の新たな材料。新天皇即位、米大統領夫妻来日、G20までオルタナティブ。天皇の金塊ゴールデン・リリーにも含みがある。
24日の日経平均59円安。大引け2万2200円。TOPIX1612(-10)。東証一部の出来高12億1300万株、売買代金2兆3200億円。値上がり547(値下がり(1510)。6月限が2万2170円(-0.31%)の引け。夜間取引2230円、シカゴ円建て2235円。ダウ先物も2万6680ドルと確り。VIX恐怖指数12.38(-0.32%)に過ぎない。10年債-0.045%(-0.010)。米10年債2.537%(-0.033)。マザーズ指数の引け933.40(+0.64%)。反転と考えられる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など。令和のオルタナティブが興味深い。(了凡)