フィーバーの前哨戦 米中と欧州に続き日本もバブル化 (2019.04.19)
案の定反落。日経平均小陰線の引け。全面安だ。21日イースター(復活祭)を控え外資が手仕舞売り。ダウ先物安によるもので後場一段安。円高に振れ示しがつかない。5日移動平均線2万2125円を下回った。5連騰の反動とも受け取れ、12~15日の窓埋め2万1878円と昨年12月3日の高値2698円がターゲット。自律反発の上限が2567円だけに窮屈な地合いだ。来週明け変化日。初の10連休を控え、23日が売り方の買い戻し期限。27日から10日分逆日歩がつくためで、週末先物に仕掛けも考えられる。前日ダウ3ドル安に拍子抜け。米医療保険改革に伴うヘルスケアとIBM安がもたらしたもので、アップルとクアルコム和解が買い材料。5G開発を巡る主導権争いが過熱している。TモバイルUS(米携帯3位)とスプリント(同4位)合併難航も伝えられた。当局の承認が下りず、実現なしに5G参加が困難なため。インフラ投資に莫大な資金負担がネックになっている。17日、米ソックス(フィラデルフィア半導体指数)が1557.08(+1.56%)と高値を更新。関係分の■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)が明暗を分けた。米国の5G開発が本格化するかどうか。死活問題になっている。日本時間18日14時ごろ、台湾東部で震度7の地震が伝えられヒヤッとした。先刻、4月20日以降平成が終わり日本全体未体験ゾーン突入と聞いている。天王星おうし座入りのアノマリー(説明できない規則的な現象)といわれ84年に1度。2020~26年に帰趨がわかるという。一時代が行き詰まり革命や戦争に追い込まれるほか、突発的で予想できない天変地異により経済の連続性が絶たれる過渡期。仮想通貨が法定通貨をしのぎ、電子マネーの席捲も考えられる。おのずと安心、安全が見直され、世界中「日本化」が進むと仮説を立てた。昨年5~11月お試し期間、3月本格化と述べた。4月20日以降、何が起きるか。AI、ロボット、IoTのほか5Gにわたる第4次産業革命でも説明できない。既得権を守るため、潰しにかかる連中もいるわけで、米中対立やブレグジットに顕著。持ちこたえられないと脱落する。そこで、米中や欧州と並び日本も再びバブル化。改元、新天皇即位に新紙幣発行をアナウンス。10連休と前後して5月フィーバーが予想される。利食い千人力がベース。意外高を孕んでいる。株価指数を比較すると、米ナスダックが年初来20%上昇に対し、上海総合30%。欧州さえ15%に対し日経平均10%に過ぎない。来週明けフィーバーの前哨戦。記憶に残る1週間になりそうだ。
18日の日経平均187円安。大引け2万2090円。TOPIX1614(-15)。東証一部の出来高11億8800万株、売買代金2兆2200億円。値上がり192(値下がり1907)。6月限が2万2110円(-0.72%)の引け。夜間取引2150円、シカゴ円建て2155円。ダウ先物も2万6392ドルと小動き。VIX恐怖指数12.72(+4.60%)。締まりがない。10年債-0.035%(-0.020)、米10年債2.562%(-0.029)。上海総合が3250(-0.40%)で引けた。マザーズ指数の引け933.01(-1.13%)。三角もち合いだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など僅か。来週、居ても立ってもいられない。(了凡)