証券ビュー

アンコール伊勢町

心許ない他力の戻り 煎じ詰めればパートナーと共存 (2019.04.18)

 差し引き続伸。日経平均小陽線の引け。断続的に買い戻しが続く。需給好転によるもので、4月の陽線5年目に挑戦。直近、日足で陽線連続7本引き来週明け変化日。昨年12月3日の高値2万2698円が視野に入った。抜くと「本格反騰」といわれ他力の戻り。17日、中国の1~3月成長率6.4%(横ばい)、日米貿易交渉来週再協議、ノートルダム寺院「5年以内に再建」(仏大統領)など支援材料。16日ダウ67ドル高、17日上海総合3263(+0.29%)を見ると心許ない。米国の場合、世界の金融政策や貿易懸念の後退が市場心理を改善する一方、近いうち運用残高増加に逆風が吹くと伝えられ綱引き。中国の場合も、統計が信用できない上、中銀の金融緩和で株と不動産をカンフル。やむなく固定資産投資でGDPを持ち上げた。5月にも中国版ナスダックが登場し、年初来倍近くになったマオタイの悪酔いも噂にのぼる。日本の10連休前後、胸突き八丁とみられ彼我ともに手詰まり。迂闊に出られない。ダウ最高値(2万6828ドル)まであと375ドルに迫り、ピーク更新を巡ってやきもきする市場。米ソックス(フィラデルフィア半導体指数)より、英ポンドの方がよほどかクール。2016年ブレグジット表面化から3年。当時より2割下げた水準で「安定」している。中腰のまま10月まで離脱を持ち越すわけで体力勝負。米中や欧州、日本でも消耗戦たけなわ。ダウ新値抜けと並び自律反発の上限2万2567円が目安。利食い千人力で10連休後の英気を養うところだ。FRBが利上げを棚上げし、バブル助長に手を貸しているため。中国と水面下でつながっているという。ブレグジットひとつ、ここまでこじれると10月になっても収まらない。米中然り。4~6月、7~9月も膠着状態と考えられる。シカゴ発のツィートが気に入った。消費者は、紙幣がデジタル化された後のマイナス金利なら使うほかない。景気もよくなる。しかし、デジタル化前なら銀行から引き出しタンス預金する人が出る。消費伸びず、紙幣も死なず。詐欺師が狙うという。どこも一緒だ。煎じ詰めれば、パートナーと共存に尽きる。信頼関係によるもので安心、安全なしに始まらない。関係分で前日述べた■■■■■■■(****)や■■■■■(****)、■■■■(****)などパートナー。揃って4~6月乗り切る構えだ。中国共産党の必読文献を読んだ御仁が、「日本は中国の眼中にない」旨明らかにした。2014年の露中韓3国会議でも、中国が第2次大戦の敗戦国日本の領土を北海道、本州、四国、九州に限定。竹島、尖閣のほか沖縄の領有を認めないと言明している。
 17日の日経平均56円高。大引け2万2277円。TOPIX1630(+4)。東証一部の出来高12億7000万株、売買代金2兆3600億円。値上がり1220(値下がり803)。6月限が2万2270円(+0.23%)の引け。夜間取引2310円、シカゴ円建て2320円。ダウ先物も2万6482ドルと確り。10年債-0.010%(+0.015)。米10年債2.608%(+0.018)。マザーズの引け943.68(+1.22%)。反転した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)など。中国企業のベトナム進出が加速しているという。(了凡)