日本にゆすりたかり 4~6月トリプルトップ仮説に検証 (2019.03.27)
一転急反発。日経平均中陽線の引け。下ヒゲなしだ。前日全面安の反動もあり、ダウ14ドル高と1ドル110円台の円安が手掛かり。買い戻し一巡後、権利取りや配当再投資の思惑もあり引け確り。裏の裏で表が出た。27日が問題。5日移動平均線2万1441円、25日線1448円に届かず米国株次第。落ち分170円を埋めると新年度意外高。売ると上がり、買うと下がる見込み。昨年10~12月安の反動を物語るもので、4~6月トリプルトップを仮説に検証する場面。改元に伴う初の10連休を折り返し地点に、機関投資家の損益分岐点2万2000円、自律反発の上限2567円を目安に利食い千人力。2万1000円台に下押すアルゴ(プログラム取引)が待機している。22日のダウ460ドル安自体、アルゴが米国の逆イールド(長短金利逆転)とFRBのハト派加減に反応したといわれ、ハイイールド債(低い格づけ)がパニックになっていない。逆イールドが景気後退のシグナルか異論もあり、前回2006年2月~07年10月(1年8ヵ月)。前々回1998年9月~2000年8月(1年6ヵ月)後ピークアウト。今回、2020年9~11月に相当する。日経平均先物によると、26日大証の引け2万1150円(+1.98%)に対し夜間取引1230円、シカゴ円建て同。ダウ先物も2万5703ドルと確り。半面、VIX恐怖指数15.95(-3.22%)に反落。可も不可もない。25日、トランプ氏がホワイトハウスで懸案のゴラン高原をイスラエル主権とあっさり承認。ネタニヤフ氏も歯の浮くスピーチでこたえ、いつちゃぶ台返しがきてもおかしくない。死に体のドイツ銀報道が急に増えているのも気懸かり。コメルツとの合併を巡るもので信憑性があるという。現在、2008年8月のレベル。リーマンショック直前の雲行き。中国で何か起きると手がつけられない。2007年11月、やむなくロックフェラー氏が天皇の金塊を頼りに100兆円無心した経緯と似ている。ロスチャイルド家もドイツ、オーストリア、イギリス、イタリア、フランスの5兄弟大ピンチ。これまでになく、天皇のほか首相の受けがいい。25日、来日したハガティ米駐日大使が経済シンポジウムで「日本は米国にとって最大の同盟国」と持ち上げ、首相の外交に最大級のエールを送ったことから金品目当てとわかる。JOCの竹田会長辞任にしても、フランスの司法当局の捜査から逃げられず、国外に出ると逮捕される仕組み。ロックフェラー氏とロスチャイルド氏が日本にゆすりたかり。17世紀以来、国際金融資本が行き詰まった。2008~9年とよく似た場味。彼らは売り方を殺してから料理するという。
26日の日経平均451円高。大引け2万1428円。TOPIX1617(+40)。東証一部の出来高17億4100万株、売買代金3兆2300億円。値上がり2001(値下がり116)。10年債-0.070%(+0.020)。米10年債2.449%(+0.049)。上海総合が2997(-1.51%)で引けた。マザーズ指数の引け940.76(+1.57%)。切り返した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。26日よし。27日もいけるはずだ。28日取材のため、29日付本欄休載になります。(了凡)