再びゴールデンクロス 2月から中国版プラザ合意の走り (2019.03.18)
前週末3日ぶり反発。日経平均小陽線の引け。再びゴールデンクロスした。前日デッドクロスした矢先、5日移動平均線2万1331円が25日線1323円を下から上抜いたもので、連日上ヒゲにとどまり引け12日の1568円奪回が喫緊の課題、下旬にかけて配当取り、同再投資など先物買いや需給改善が見込まれ、19~20日FOMCを受けて米国株が利上げ縮小停止スタンスを好感すると後押し。年度末2万2000円挑戦も考えられる。機関投資家の損益分岐点2100円、自律反発の上限2567円が視野に入り利食い千人力。10連休を折り返しに日本(自分)のポジションを確かめる場面と述べた。ブレグジットも収まらず、20日まで離脱協定案で合意すると短期延期。できないと長期延期をEUに要請。売ると上がり、買うと下がる見込みだ。当事者さえ先が読めず、天王星のおうし座入り本格化。2020~26年にかけて世界レベルの転機につながるという。米中対立が最大の焦点といわれ、15日閉幕した中国全人代様変わり。1年前に国家主席の任期を撤廃し、中国製造2025に舵を切った強硬路線腰砕け。経済の落ち込みが深刻で、中国首相が5日2兆元(約33兆円)規模の減税と社会保険料引き下げを表明した。今後人口オーナス(2010~)、1人っ子政策(1979~2015)の反動ものしかかるためで、今年が過去10年で最悪といわれる。2月下旬以降、日経平均と上海総合の連動性が注目される所以。ヘッジファンドが上海総合経由で日経平均にちょっかいを出している模様。15日前場、上海総合が3日ぶり反発し日経平均一段高。■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など急伸している。1月から相関係数(30日)が上昇し、15日0.63まで高まったという。同日、上海総合の急騰を見て「プラザ合意による日本バブル」再来を述べると矢のアクセス。中国版プラザ合意が仮説と考えられる。1960年代後半から日米貿易戦争で繊維、合板、鉄鋼、カラーTVのほか家電、自動車、半導体など対米輸出に数量や自主規制、超過関税、農産物の市場開放など前例。事実上折り合えず、1985年のプラザ合意で1ドル240円から95年80円割れに突入。製造業が猛烈なデフレを技術革新、大幅なコストダウン、生産の海外移転などで乗り切った。この間、痛み止めの金融緩和で不動産バブルが発生したのも事実。山手線内側の土地で米国全土が買えた試算も覚えている。米国は中国に対し、対中赤字是正、為替操作、北朝鮮の核開発制止抜きに譲らず。中国は問題解決をそらし、やむなく不動産バブルの蛇口をひねった。
15日の日経平均163円高。大引け2万1450円。TOPIX1602(+14)。東証一部の出来高14億8300万株、売買代金2兆7800億円。値上がり1434(値下がり634)。6月限が2万1240円(+0.57%)。夜間取引1360円、シカゴ円建て1345円。週明け100円程度高い。ダウ先物2万5898ドルと小確り。VIX恐怖指数12.88(-0.49%)。昨年10月以来の低水準。株、債券とも閑散が目立つという。10年債-0.040%(+0.005)。米10年債2.590%(-0.035)。上海総合が3021(+1.04%)で引けた。マザーズ指数の引け923.96(-0.89%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。中国版プラザ合意の走りだ。(了凡)