いよいよ6日から本番 売るために持ち上げる相場始まる (2019.03.06)
3日ぶり反落。日経平均連続十字足。波乱含みだ。米中協議や全人代、ブレグジット、ベネズエラの混乱など先送り。6日、天王星がおうし座に移動し世の中が激変。明後日あたり顕著な動きになるという。前日、ダウ206ドル安(一時414ドル安)。米中が「3月下旬の首脳会談で合意」を織り込んだ。全人代の2019年6.0~6.5%成長も財政支出拡大によるもので、「中国製造2025」に向けGDPを10年で倍にするため必要最小限のノルマ。日本の統計不正など比較にならないL字型が特徴という。日経平均が連続「十字足」で引け、25日移動平均線2万1139円が75日線1115円を抜きゴールデンクロス。チャートでは中長期上昇トレンド入りという。日経平均先物によると、大証の引け2万1750円(-0.32%)に対し夜間取引1800円、シカゴ円建て1785円。ダウ先物も2万5841ドル(+0.10%)も小確り。VIX恐怖指数が14.47(+6.63%)に上昇した。週後半、何もなければよし。あるとすればつかまるわけで、東証一部の値上がり663(値下がり1382)にとどまった。天王星とおうし座の件りが欧米の政治家や市場で注目され、日本にさほど馴染まないところがミソ。7年後、維新、敗戦に匹敵する3度目の転機といわれてもオカルト並み。じたばたしても始まらない。2度目の米朝首脳会談が「手ぶら」で終わったことも事実。市場にとって、売っても買っても利益が出ないわけで、昨年10~12月急落に対し年明け以降売り方の買い戻しが正体。どれもこれも時間稼ぎが本音で先送り。再びゴルディロックス(適温相場)といわれ、ゆでがえるになりかねない地合いだ。機関投資家の損益分岐点という200日移動平均線2万2100円、自律反発の上限とみられる2567円も視野に入った。利食い千人力を念頭に駒を進めるところだ。2月リストアップした■■■(****)、■■■■(****)のほか、■■■■■(****)に■■■■(****)も相場が若返った。きっかけ次第で動き出す見通し。指数をとやかくいうより、個別に展開力を問われる時代だ。取材により明らかになれば、お伝えするのが筋。ナンバーワンよりオンリーワンが多い。
5日の日経平均95円安。大引け2万1726円。TOPIX1619(-8)。東証一部の出来高11億0600万株、売買代金2兆0200億円。10年債0.010%(+0.015)。米10年債2.733%(+0.011)。上海総合が3054(+0.88%)で引けた。マザーズ指数の引け943.96(+0.62%)。確りしている。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。逐一底上げの印象を受けた。■■(****)が引け後材料を発表。特定細胞加工物製造許可を取得し、細胞加工製造開発受託事業を開始。夜間取引でS高をつけている。週後半のほか来週も気を抜けず、7年続くだけに初動が関門。東日本大震災の揺り戻しも伝えられ油断しないこと。来週の備えにもなる。ゴールドマンがガバメント・サックスといわれ、米国の政策に深く関与しているため、売るために持ち上げる相場といえなくもない。6日から本番が始まる。(了凡)