週明け高寄り後波乱 日本の運命も3月に変わる見通し (2019.02.18)
前週末続落。日経平均小陰線の引け。翌日状況が一変した。15日ダウ443ドル高によるもので、米中対立歩み寄り、トランプ氏非常事態宣言、メキシコ壁建設81億ドル(約9000億円)捻出など新たな手掛かり。14日、FRB理事が「資産縮小年内に終了」を表明し、前週北京で開いた米中協議を今週ワシントンで続ける旨好感したもの。12、13日計ダウ490ドル高の着地が14日103ドル安(一時230ドル余安)と乱れたものの、15日、昨年11月9日以来3ヵ月ぶり高値をつけた。8週連続陽線を引き、残り2週がピークの目安。14日、昨年12月の米小売り売上高が前月比-1.2%(市場予想+0.1%)となり、リーマンショック直後2009年9月以来大幅なもの。15日もトランプ氏の大統領権限乱用と行き過ぎた節税批判を槍玉にGAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)が軒並み逆行安。債務上限協議(期限3月1日)がついて回り目を離せない。日経平均が12、13日空けた窓2万0885~0992円を埋め、5日移動平均線2万0876円上で持ち堪えているだけに、75日線1163円を抜くと一皮むける。先物によると、大証の引け2万0900円(-1.37%)に対し夜間取引1180円(+1.34%)、シカゴ円建て1210円(+1.05%)。ダウ先物2万5901ドル(+1.86%)と急伸。VIX恐怖指数14.91(-8.08%)も大甘だ。シカゴが大証より310円上鞘になり、週明け高寄り後波乱とみられる。メキシコの壁建設がイスラエルとパレスチナを分断する「嘆きの壁」をモデルに米軍管轄下に置かれ、中国製の人工オピオイド(ケシから採取されるアルカロイドや合成化合物)がカナダと同様米国向けの窓口になっている模様。マイケル・ジャクソン(1958~2009)のフェンタニル注射液で知られ、昨年米国で7万人死亡という。フェンタニル中毒によるもので、中国製の安い人工麻薬が大量に流れ込み、毎年何万人も死んでいる上に中国人の懐を潤しているのが決め手。習近平氏はトランプ氏の要求を受け入れる公算が大きい。壁建設に当初13億7500万ドル(約1600億円)。国防総省61億ドル、財務省から6億ドル追加される予定。国民の支持率66%以上という。生半可な駆け引きではない。3月早々朝鮮半島が大荒れといわれ、在韓米軍撤退を含め日本の運命も変わる見通し。3月といえば火星。天王星の露払いで「血液」のイメージ。白血病が大きなテーマになるという。江戸川区出身の女子競泳選手が前触れ。原爆事故当時11歳で気になる。■■■■■■■(****)が15日129円変わらず。一時138円をつけた。MELK阻害剤「★★★167」のリリースによるもので、米国の急性骨髄性白血病治験と豪州の経口投与治験も手掛かり。仮説に過ぎないが、5年ぶり2014年の高値736円を抜いてくる。
15日の日経平均239円安。大引け2万0900円。TOPIX1577(-12)。東証一部の出来高12億7700万株、売買代金2兆2300億円。値上がり726(値下がり1311)。10年債-0.025%(-0.010)。米10年債2.666%(+0.008)。上海総合が2682(-1.42%)で引けた。マザーズ指数の引け862.34(-1.23%)。踊り場にある。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など。これから2週間見ものだ。(了凡)