証券ビュー

アンコール伊勢町

差し引き9円持ち出し 改元後維新や敗戦に匹敵する場面 (2019.02.13)

 3連休明け急反発。日経平均中陽線の引け。後場一段高になった。連休前売られた反動に加え、米中通商協議歩み寄り期待、米政府機関再閉鎖回避、上海総合堅調など1ドル110円台の円安に振れ、買い戻しが主因。7日122円、8日418円失った鞘を98%取り戻した。前日ダウ53ドル安を受けたもので、これといった手掛かりなしに3日分差し引き9円持ち出し。一目均衡表の雲上限2万0954円に近づき、75日移動平均線2万1216円が上値の目安。つかみどころがない。日経平均先物によると、大証の引け2万0880円(+2.91%)に対し、夜間取引0910円、シカゴ円建て0870円。ダウ先物も2万5170ドル(+0.061%)と比較的確り。VIX恐怖指数が15.29(-2.74%)に下がった。米景気減速に伴う警戒感が後退し、消去法による米ドル買いが円安をもたらしたという。関係分で■■■■(****)と■■■■■■■■■■■■(****)がS高になったほか、■■■(****)も大幅高。10~12月期決算発表で見直された。ひと相場終わった直後に急反発。経済合理性が決め手と述べたばかり。踊り場に変わりない。11日ロイターによると、英国の閣僚らがメイ首相辞任を準備中。12日共同通信が競泳女子のエース池江璃花子選手(18)の白血病公表を伝え、昨年アジア大会6冠の偉業が宙に浮いた。直近、株や債券でもAIの限界がはっきりしたように、米中対立やブレグジット、ベネズエラの混乱など番外地。どこまで行っても解決できず、戦争か革命しかない場面だ。84年前の1935年、満州事変後4年で敗戦まで10年。さらに84年前の1851年、ペリー来航2年前で維新まで16年。日本も革命と戦争に巻き込まれ国論が二分した。改元後、10~16年で維新や敗戦に匹敵するクライマックスとみられAIどころでない。GAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)さえ10年もたない見通し。6日紹介した「未来の稼ぎ方」(坂口孝則著・幻冬舎新書980円税別)にくわしい。受け売りだが、ロシアゲート。アングロサクソンの最終章といわれ、英国が米大統領選に直接関与。米国が世界の面倒を見なくなると何が起きるか。これからわかるという。トランプ氏はドイツ系移民。3度倒産して立ち直ったのにドイツ銀支援があり、トランプタワーの資金調達然り。入居者がロシアの成金たちといわれる。中国の砂漠に聳え立つ無人の「鬼城」(巨大マンション)もドイツ銀が振り出し元。現在、延べ7500兆円ものデリバティブ残高を数え倒産のうわさ頻り。どこかで引き金がひかれ、国有化される情報もある。米中とロシアの背後にドイツ銀あり。プーチン氏が元KGB東独工作員だったことも関係している。
 12日の日経平均531円高。大引け2万0864円。TOPIX1572(+33)。東証一部の出来高14億6000万株、売買代金2兆7600億円。値上がり1791(値下がり301)。10年債-0.020%(+0.010)。米10年債2.683%(+0.030)。上海総合が2671(+0.68%)で引けた。マザーズ指数の引け861.59(+0.98%)。持ち直す公算が大きい。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。日本がヘリマネの実験国になっているようだ。(了凡)