指数の場味と違和感 マイナスとマイナスでプラスの地合い (2019.02.06)
買い一巡後伸び悩み。日経平均小陰線の引け。一目均衡表の雲の中だ。円安一服に伴う先物売りによるもので、東証一部の値上がり1325に対し値下がり730。62%値上がりしている。急がば回れ。週後半ひと相場と述べた矢先、4日連続S安の■■■■■(****)が完全合致により売買成立。2620円(-29.38%)で引け、5356万株の大商いになった。米中対立にブレグジット、ベネズエラの混乱など収まらず、日経の大機小機で「中国の奇跡」が終わった(5日付)旨のコラムも踊り場にマッチしたもの。昨年12月から2月にかけて暴落予想を否定する仮説が有力となり、マイナスにマイナスを掛けるとプラス。無駄遣いが減り蓄えが増えるとか、目的と反対に後退すると近づくなど弁証法にも出てくる。6日■■■■■■(****)と■■■■■■■(****)の決算発表に注意を払う一方、■■(****)のブックビル次第で22日上場の感触や26日上場予定の■■■■■■(****)にも波及する。手詰まりの捌け口になるわけで、成功すると連鎖反応が見込まれる。前日ダウ175ドル高のNYにもうかがえた。アップルはじめの出遅れ大型ハイテクに資金が戻り、閑散に売りなしという。アップルの時価総額が一時上場企業トップの座を取り戻したものの、買われた理由に疑問符がついた。2019年1~3月期、2四半期連続減収減益の見込みだ。昨年12月、株安により持ち高調整を迫られたファンドが慌てて買い戻したのが本音に近い。目先筋が主役だけに指数の場味と違和感があるようだ。旧聞だが、昨年9月に出た「未来の稼ぎ方」(坂口孝則著・幻冬舎新書980円税別)がユニーク。2019年から20年の稼ぎ方を綴ったもので、本人(1978~)も当事者でデータと仮説に基く言及に人生100年の見取り図。会社は10年もたないと述べ、コンビニ、エネルギー、インフラ、宇宙、アフリカなど20年分。これから20年、業界の変化に迫るもの。2019年コンビニ限界を口火に、38年教祖ビジネス流行まで人生にDIYを提案している。1月末に量子コンピューター実用化に向けて■■■(****)を紹介したが、「未来の稼ぎ方」の中で2031年宇宙関連産業の市場規模が日本で倍増という。地球でやり尽くしたビジネスを宇宙(地上100㎞超)で展開。昇降機にカーボンナノチューブ(フラーレン)が必要という。1991年解明された世界初の新素材で■■■■■(****)と産業技術総合研究所(国立研究開発法人)が共同で確立した。キャパシタ(蓄電池)の実績もあり市場で注目を浴びる時がやってくる。
5日の日経平均39円安。大引け2万0844円。TOPIX1582(+1)。東証一部の出来高12億2800万株、売買代金2兆1000億円。3月限が2万0830円(-0.10%)の引け。夜間取引0880円、シカゴ円建て0885円(+0.02%)。ダウ先物も2万5236ドルと小高い。VIX恐怖指数が15.63(-3.16%)に下がった。10年債-0.015%変わらず。米10年債2.732%(+0.011)。マザーズ指数の引け868.86(-1.19%)。急反発が見込まれる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)など。マイナスとマイナスでプラスの地合いだ。(了凡)