証券ビュー

アンコール伊勢町

オンリーワン送り出す 3月本格化7年の顚末が興味深い (2019.01.17)

 高寄り後反落。日経平均小陰線の引け。後場、安値圏でもみ合った。ブレグジット否決、ダウ155ドル高を受けたもので、1ドル108円台前半の円高に振れ薄商い。個別物色の域を出ない。英ポンド乱高下を除き、否決織り込み済み。EU離脱延期が見込まれ、ポンド買い戻しも伝えられる。手詰まりがドル安をもたらし、各国中銀や中国、インドの金ヘッジ買いを後押し。同先物に目を凝らす向きもある。要するに、踊り場。年末年始のポジション調整が一巡し、米国を口火に決算発表が突破口。15日NY市場で医療保険のユナイテッドヘルス・グループが買われ、1銘柄でダウ60ドル押し上げた。ハイテクも軒並み高い。アマゾンの場合、2月初旬決算発表を控え同CEO離婚協議が材料。約16%保有し時価総額14兆円にのぼる。協議後、企業価値の合理性を巡り3.5%高という。つき合っていられない。前日述べたように、欧米の手詰まりが旧宗主国の移民・難民問題にあり、資本主義や民主主義で折り合いがつかない以上、日本が口出しできず売っても買っても解決しない。踊り場に置かれ1月末から2月岐路。3月本格化と述べた。2020年5G(第5世代移動通信システム)、第4次産業革命を打診するもので、米中ナンバーワンに対し日本のオンリーワンをマーケットに送り出すのが狙い。15日、改めてイメージセンサ―世界シァア5割の■■■(****)。米中半導体トップ競いに不可欠な受動部品のコンデンサー大手■■■■(****)を紹介した。キャパシター(蓄電池)の■■■■(****)然り。米中対立のはざまで世界をリードするとみられビジネスチャンス。5Gと第4次産業革命なしに収まらない。米国のバブル崩壊後も流れ始め、3月以降本格化7年の顚末が興味深い。貧富や世代対立が露わになったポスト平成がテーマ。五木寛之氏(86)にいわしめた「米国の覇権がこの後どうなるか」、資本主義がどう変容するか。新たな変化に胸をときめかしているという新鮮な興奮が魅力。受け売りだが、トランプ氏の旧参謀バノン氏(65)も面白い。白人中間層をクローズアップした2016年と打って変わり、2020年にヒスパニックと黒人から20%トランプ氏の支持取り込みを準備しているという。人生100年時代といわれるが、必ずしも明るくない。国が昨年6月構想を発表したが、市場が1~3月先取りする見通し。あらゆる角度で前衛的な取引が見込まれ、ヒトからAIに移った超高速取引がたちまち陳腐化。オンリーワン候補がつぶさにわかる。
 16日の日経平均112円安。大引け2万0442円。TOPIX1537(-4)。東証一部の出来高12億0900万株、売買代金2兆1500億円。値上がり635(値上がり1424)。3月限が2万0430円(-0.39%)の引け。夜間取引0440円。シカゴ円建て同。ダウ先物も2万4051ドルと小動き。10年債0.000%(-0.010)。米10年債2.709%(-0.009)。上海総合が2570変わらず。マザーズ指数の引け920.72(+0.71%)。見どころがある。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。2月1日、世界銀行総裁キム氏(59)が任期3年を残して辞任する。気になるところだ。(了凡)