人生を左右する1年 末尾に9のつく年大荒れの伝説 (2019.01.09)
続伸で始まり後場一段高。日経平均小陰線の引け。間際戻り売りに押された。前日ダウ98ドル高を受け、先物のヘッジ売り解消が主因。7日利上げ停止を含むFRB議長の柔軟な発言。米中次官級協議に参加した中国の経済担当副首相が手掛かり。習近平氏に近い人物といわれ、前向きなサインに違いないものの、思惑の域を出ない。このため、14日から始まる米主要企業の決算発表が決め手。某調査会社が前週末集計した主要500社のアナリスト予想によると、2018年10~12月期の1株利益が9月末に対し3.8%下振れ。にもかかわらず、19年通期の予想利益が同2.3%減にとどまり、見込まれる落ち込みを織り込んでいない。後場先物主導でハイテクが買い戻される一方、内需・ディフェンシブ関連見送り。騰落レシオ76%台で割安にしても、25日移動平均線2万1048円まで戻りがせいぜい。10日、■■■■(****)と■■■■■■■■■■(****)の決算発表である程度わかる。にもまして来週、英議会のEU離脱案採決を控え予断を許さない。民間試算によると、EU離脱に伴う大手金融機関の資産8000億ポンド(約111兆円)がロンドン離れ。英国のGDPが約2兆ポンドで4割に相当し死活問題。離脱、残留のほか放置も儘ならない事態に追い込まれた。改革による繁栄か、現行のまま衰退するか。昨年11月まで半年お試し期間の末、3月にも本格化する見通し。日本の場合、米中対立のはざまでTPPを取りまとめ、欧州とEPAでつながった分「戦略外交」といわれる。米ソ冷戦50年の体験から、米中対立の帰趨が中国共産党の崩壊にあることを理解しているのも事実。人間は、成功すると失敗するまで同じネタを使うものだ。韓国が1919年を建国に見立て今年100周年。西歴末尾に9のつく年が荒れるという伝説も気になる。1789年フランス革命をはじめ、1859年イタリア統一戦争、1929年大恐慌、1939年第2次大戦、1979年旧ソ連アフガン侵攻、1989年ベルリンの壁崩壊など。1917年ロシア革命からグローバル化100年余。2年前、米大統領に就任したトランプ氏がナショナリズムの巻き戻し。英国は、最終的にメイ首相の離脱合意で政治的な妥協が成立する見込み。万一外れると、欧州どころか世界中大荒れの年と覚悟している。■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など軸足。■■■■■■■(****)は出番待ち。8日一時148円まで戻し、15日第3者割当と23日臨時株主総会が焦点。大和証券が主幹事の役割を果たす見通し。名古屋の■■■■■■■(****)が大和、野村のリレーで成功している。
8日の日経平均165円高。大引け2万0204円。TOPIX1518(+5)。東証一部の出来高15億5200万株、売買代金2兆6700億円。値上がり1304(値下がり761)。3月限が2万0220円(+0.75%)の引け。夜間取引0260円(+0.20%)、シカゴ円建て0275円(+0.52%)。ダウ先物2万3653ドル(+0.60%)も確り。10年債-0.005%(+0.015)。米10年債2.701%(+0.003)。上海総合が2526(-0.26%)で引けた。マザーズ指数の引け887.50(+3.26%)。半値戻し895目前だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。天王星の公転周期84年と戦後74年を加味すると、人生を左右する1年になる。(了凡)