証券ビュー

アンコール伊勢町

22~28日の進行吟味 春慶節に繰り上がる日柄整理 (2012.01.13)

世界中じり安。12日から償還が集中する欧州債務危機、核開発を巡るイラン情勢を天秤に掛ける展開。一段と窮まってきた。10日から欧米、中国、中東、アジアでも政府要人の会談ラッシュ。彼我ともに資金逼迫を物語るもので、大半選挙がからみオーバープレゼンス。声明はほとんど信用されていない。このため、23日から始まる通常国会より、22~28日の春慶節。旧暦で正月を祝う中国とリアルタイムでつき合うことにした。日柄整理の目安を節分と考えていただけに、1週間繰り上がる印象。PIIGS債償還、イラン情勢に新たな手掛かりが出るとみられ、来週にも前触れが予想される。大層にいうと、じゃぶじゃぶになった欧米の金融市場が没落し、実体経済の規模が金融資本を上回るアジアに経済の主導権が移る過渡期。日本が主役になると限らないが、既得権にこだわらないともう一皮むける。事実、風水で1995年の阪神大震災当時片目が開いたといわれ、東日本でもう一つでかいのをかぶり両目が明くともいわれた。神戸に対し水戸、八戸をイメージしていたが、福島・三陸沖とあってほぼ的中。今年も鬼門という。3・11を受けたもので、9・11につぐもの。仕上げが今年の12月21日というわけだ。フォトンベルトから逆算している。要するに、つくられた危機。はまるのが癪でやり切れない。このため、22~28日納得するまで事態の進行を吟味するつもりだ。本尊の中には本気で99%を虐げ、1%による世界政府を実現する向きがいる。それを旧約聖書の預言というが、連中利用しているのに過ぎない。手先のヘッジファンドが国債先物売りでユーロ圏を追い詰め、イランを叩くふりして原油相場を吊り上げ、11日述べたように「欧州危機」と「中東危機」を煽っている。ギリシャ支援打ち切り、ホルムズ海峡封鎖となれば反対売買で大枚をせしめ、日本に国債先物売りを仕掛けるプログラム。米国も棚上げしたファニーとフレディの住宅債権880兆円、ユーロ債100兆円の回収が困難で大統領選後きつい。すっかり連中の罠にはまった。22~28日何も起きないとすれば、このじり安を説明できない。ところで、■■■(****)。11日に初の癌治療用ワクチン★★★102第Ⅱ/Ⅲ相治験最終解析を表明。12日フランスでも新しい癌治療用抗体医薬★★★★101治験開始を明らかにした。反応こそ鈍いが、前者が製造承認第1号とみられ、今年後半から上昇運で楽しみだ。

日経平均は62円安。売り一巡後下げ渋ったが、後場再び売られ8385円の引け。出来高13億8800万株、売買代金8200億円。13日のイタリア国債入札にすくんだという。■■■■■(****)が孤軍奮闘。招き猫のようだ。■■■■(****)は一触即発。手が入ると吹っ飛びそうだ。DNAチップ開発が手掛かり。昨年12月27日打診買いの形跡がある。とにかく、先進国の対応が遅い。時間がかかり過ぎる。民主主義によるもので、日本が筆頭。事実上、何も決まらない。自民党、民主党も落第となれば維新の会しかない。大阪府と大阪市合併。昨年11月の選挙から半年、1年で雛型が固まる。できなければ衆院選に打って出る運び。追随勢力が大挙しそうだ。PIIGS債償還やイラン制裁に指をくわえ見ている時でない。相場も22~28日動き出す。ものによると、あく抜けする。(了凡)