決して光明を見失うな 維新、敗戦しのぐ3度目のチャンス (2018.12.05)
8日ぶり反落。日経平均中陰線の引け。後場全面安になった。前日買い戻しが一巡し米株価指数下落。米10年債低下につながり、外資の先物売りに尾ひれがついたという。一時停戦・追加関税90日猶予で折り合った反動。対中交渉に米通商代表部強硬派が起用され、■■■■■■■■(****)上場に伴う換金売りも出た。仕掛けとみられる。7連騰で1069円上げ、538円下げ勝率5割。半値戻しの帳尻合わせと考えられる。200日移動平均線2万2311円に5日線2280円割れ。騰落レシオ118%台でやり切れないが、お試し期間半年のフィナーレにふさわしい。25日線1972円中心に来年3月まで時間稼ぎの三角もち合い。米中対立が消耗戦をやむなくされ、共倒れをもたらすこと請け合いだけに、悲観しても始まらない。4日述べたように、維新、敗戦をしのぐ3度目のチャンス。天王星の公転周期84年とおうし座入り7年を加味したもので、1934年と1850年から7年の経過と瓜二つ。これまで半年と来年3月本格化に向けて年末年始吟味する場面。判で押したような主要メディアの軽口に乗らないことだ。米中対立のほか、11日英議会で採決見込みのブレグジット協定案、仏全土に広がる大規模なデモ、伊財政不安再燃など枚挙にいとまがない。3日カタールがオペック脱退(2019年1月)を発表したように世界中混沌。いくら話しても合意が得られず、一時停戦・時間稼ぎが定着し始めた。来年6月G20(大阪)で日本が議長国となり、翌年五輪を仕切るなど八百よろずの神の思し召し。肝腎なところで判断を誤ると示しがつかない。■■■■■■(****)が一例だ。経営迅速化と人材登用を期して役員体制の変更と組織再編第2弾。今年の役員人事3ヵ月繰り上げを来年1月も断行。その道のプロを起用して役員を大幅に絞り組織も簡素化。コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化などに対応する見込み。20年後創業100年を数え、倒産したGMやデトロイトの轍を踏まないためだ。米中対立や欧州、中東の混乱に動転していられない。縦横無尽に適応するのが狙い。トランプ氏の敵が中国にあらず、国内にいることも事実。米中マッチポンプで煙に巻いている。10月以降、株の乱高下が尾を引き時間稼ぎ。2月に米朝開戦前夜の緊張をつくり出し、6月シンガポールで米朝首脳会談に切り替えたのもマッチポンプ。米国は日本なしに戦後の権益を守れなくなっている。来年どんなに見込み違いでもトリプルトップ。日本にとって記録的な追い風が吹く。世界でなく米国のためという。
4日の日経平均538円安。大引け2万2036円。TOPIX1649(-39)。東証一部の出来高15億5100万株、売買代金2兆7300億円。値上がり125(値下がり1960)。12月限が2万2070円(-2.52%)の引け。夜間取引2080円、シカゴ円建て2050円。ダウ先物2万5669ドル(-0.68%)。10年債0.070%(-0.010)。米10年債2.958%(-0.027)。上海総合が2665(+0.42%)で引けた。マザーズ指数の引け1016.81(-1.48%)。心配ない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。決して光明を見失うな。(了凡)