米中間選後に需給好転 7日後場様変わり上海総合見もの (2018.11.07)
反発し後場一段高。日経平均小陽線の引け。見切り発車とみられる。5日、米中間選目前ダウ190ドル高が手掛かり。アップルやアマゾン安をIBM、シェブロン高で吸収し開票後を先取り。1ドル113円台の円安と連動している。事前投票率6割超(平均3割)といわれ大接戦。前回番狂わせの大統領選で急落・急騰を演じただけに、再三伝えられるねじれを織り込み先走り。10月ダウ8%安が伏線になった。有権者の判断を待たず、市場が現政権をネガティブに見ているため。由来、信任投票といわれ連邦議会、州知事選も同日投票。2年後の大統領選を左右する。現地情報によると、先物の買い残が少ない上、コンピュータ取引一巡から需給好転。結果待ちの資金が戻るという。日本時間7日午後判明する見込みで、11日の米露首脳会談を月末のG20に持ち越し。米中もそうで、間延びする分乱高下。お試し期間のゴールがやってくる。日経平均の日足が道しるべ。5日、騰落レシオ73%台で5日移動平均線2万1841円より上にとどまったのがミソ。200日線2397円、25日線2517円を試す足取り。6日■■■■■■(****)が円安により営業利益1000億円上方修正。自社株買い4200万株(2500億円)を発表し、半値戻し2709円に届くはずだ。日本テクニカルアナリスト協会の講演に来日したペリー・カウフマン氏(75)が面白い。テクニカルな面から何か大きなショックが起きると思えない。マーケットが神経質になっている。米国株の長期上昇トレンドに変わりないという。10月25日述べた来年のトリプルトップ説につながるもので、米主要3指数が10月そろってピーク更新。少なくても来年7月景気拡大最長120ヵ月を抜くまで続くとの仮説によるもの。毎日テクニカルなチャートに出ているわけだ。日経平均先物によると、大証の引け2万2200円(+1.51%)に対し夜間取引130円、シカゴ円建て110円。ダウ先物も2万5418ドル(-0.09%)と甘い。しかし、7日後場様変わり。6日2659(-0.23%)で引けた上海総合がどんな顔をするか見ものだ。6日、シンガポールで王岐山副主席(70)が講演。中国は米国と協働の用意があるという。習氏の腹心といわれ、リーマン危機の際、ポールソン元財務長官と二人三脚で米国債を大量購入し乗り切った。今や、中国は20世紀の旧ソ連と並ぶ存在。ロシア革命(1917)100年で世界のグローバリズム一巡。彼我ともに先祖返り。10年踊り場と考えられる。今回、太陽黒点のほか天王星とおうし座の関係から84年ぶり7年に繰り上げ。この分なら、11月を乗り切る見込みだ。
6日の日経平均248円高。大引け2万2147円。TOPIX1659(+18)。東証一部の出来高13億4200万株、売買代金2兆3800億円。値上がり1362(値下がり674)。10年債0.130%(+0.005)。米10年債3.193%(-0.009)。マザーズ指数の引け949.27(+0.31%)。飛ばす場面も考えられる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。日本と中国、真ん中の氷がまだ解けていないという。(了凡)