証券ビュー

アンコール伊勢町

ひとまず戻りを試す 取り沙汰されるスパイ半導体報道 (2018.10.15)

 前週末反発。日経平均中陽線の引け。SQ値2万2313円を大幅に上回った。200日移動平均線2507円、一目均衡表の雲上限2573円を抜き、週明けにも半値戻し3377円に挑戦。JQ1.32%、マザーズ指数も3.67%上昇し追随。自律反発(買い戻し)が見込まれる。12日、トルコの裁判所が米国人牧師の拘束を解く旨決定。新興国通貨安が後退しダウ287ドル高をもたらす追い風になった。一時414ドル高、52ドル安に振れ、引け戻す展開。ひとまず米10年債3.26%やVIX恐怖指数29などパニック指標を巡るプログラム売買が収束。戻りを試すとみられる。同日、フィラデルフィア半導体指数1253.58(+1.97%)。11日のアジア市場で台湾・加権指数の下落率6.3%。日経平均3.9%、上海総合5.2%を上回り最大。ブルームバーグのスパイ半導体報道が取り沙汰された。匿名関係者によるもので、中国のスパイにより米企業約30社と米政府機関が使用する機器にチップが組み込まれ、中国政府が内部にアクセスできるようにしたという。事実なら二段下げ。トランプ氏が中国の半導体企業に鉄槌。製造装置輸出禁止に踏み切る公算もある。■■■■■■■■(****)の場合、窓埋め1万3115円と半値押し1万1692円が次の目安と述べた。米国経済がハイテク5強のほか減税と財投などかさ上げされていることも事実。週明け自律反発、7~9月期決算発表、11月6日米中間選にかけて再び投げが出るか気になる場面だ。米10年債上昇が限られる上、株の割高感修正が進み再び買い直されるのも自明。年内好買い場と考えられる。受け売りだが、10年前のリーマンショック。ゴールドマンやシティーグループ、AIGなど本尊筋の生贄(いけにえ)といわれる。リーマン破綻をきっかけにオバマ政権が無制限の金融救済に追い込まれた。日本のカネが元手と伝えられ、ただみたいな金利にじゃぶじゃぶの状態。サブプライムローンにデリバディブ、レバレッジを噛ませて級数のように膨らまし破綻。金融恐慌を起こすほか方法がなかったという。本来、ゴールドマンらがかぶる責任を米政府が肩代わり。以後、ウォール街の主要企業が一斉に連続最高益を更新。最も稼いでいるのがアップルという。事実上、政府介入によるもので金融機関の国有化、米諜報機関、国有化されたゴールドマンの演出。インサイダー情報を巧みにさばいている模様。傍証に過ぎないが、GEをはじめ米主要企業の8割が金融業といわれる。にもまして、84年ぶり11月までお試し期間、来年3月本格化。米中貿易戦争を通じて日本が学ぶ理外の理、漁夫の利も計り知れない。2018、19年が決め手だ。
 12日の日経平均103円高。大引け2万2694円。TOPIX1702 変わらず。東証一部の出来高16億8800万株、売買代金3兆3400億円。値上がり1130(値下がり926)。12月限が2万2650円(+0.31%)の引け。夜間取引570円、シカゴ円建て565円。ダウ先物2万5348ドルと比較的確り。10年債0.145%(+0.005%)。米10年債3.159%(+0.011)。マザーズ指数の引け987.88(+3.67%)。反転した。値上がり利率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。10月1日、26年10ヵ月ぶり2万4000円台回復が新たなスッテプだ。(了凡)