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アンコール伊勢町

日本が資金のパイプ役 26年10ヵ月のシコリ解消し底上げ (2018.10.02)

 週明け続伸。日経平均小陽線の引け。戻り高値を更新した。一時1ドル113円96銭、引け後114円台をつけた円安が手掛かり。外資の買い戻しが沖縄知事選与党敗北を吸収した。来年7月参院選の前哨戦といわれ、翁長氏の弔い合戦を制した玉城氏(58)が当選。親の一人が米国人で溜飲の下がる思い。米中現政権の消長を物語るもので、沖縄米軍基地を巡る県政2期4年で雌雄が決まる見通し。2日内閣改造をきっかけに3期目の安倍政権に足かせ。任期3年で憲法改正を急ぐと命取りになりかねない。9月30日、米国がメキシコに続きカナダとNAFTA再交渉で合意。ダウ先物が2万6679ドル(+0.77%)に上昇している。半面、出来高に売買代金が物足りず騰落レシオ127%台。気迷いも事実。1日発表された9月の日銀短観によると、大企業・製造業のDIプラス19(6月17)に後退。基準レートが1ドル107円40銭で7~9月期上方修正が見込まれる。このため、日経平均の戻り高値も一時2万4306円と前週末を20円上回ったのに過ぎない。先物を見ると、大証の引け2万4310円に対し夜間取引370円、シカゴ円建て同と堅調。9月23日(日本時間24日未明)、首相がトランプ氏の私邸「トランプタワー」最上階で夕食会に招かれ、延べ2時間半懇談したという。同26日のトップ会談も1時間15分にのぼる蜜月ぶり。善し悪しを別にしてアベノミクスⅡの伏線とみられ、米国追随のお鉢が回ってきた。当面頭打ちといわれる米国に代わり、日本がつなぎ資金のパイプ役。相当突っ込んだやり取りがあったと考えられる。日経平均が26年10ヵ月のシコリを解消すると中長期5万円、10万円も考えられ、米国並みなら20万円に相当すると述べたばかり。相場は横に這った分立つといわれ、実際に26年10ヵ月蓄積された市場エネルギーが前週末、週明け一部復活した。日本がバブル崩壊、リーマンショックをしのぎ世界最大の債権国(2014年末対外純資産366兆円)に変わりない。1986年に日露戦争の戦時国債と戦後IMF融資を全て返済し、バブル相場が始まった時と似ている。底上げにつながると考えられ、倍返し2万7631円が視野に入った。1月23日の予想PER15.8倍を現在の予想EPS1733円に当てはめると7381円。肩を並べる水準で信憑性がある。よって11月6日の米中間選までお試し期間を仮説に現在のレギュラーメンバーで駒を進める。■■■■■■■(****)と■■■■(****)、■■■■■■(****)が軸足。天災に畏敬の念を抱きながら、これから7年世界の命運がわかるはずだ。
 10月1日の日経平均125円高。大引け2万4245円。TOPIX1817 変わらず。東証一部の出来高12億1000万株、売買代金2兆4400億円。値上がり958(値下がり1079)。10年債0.125%(+0.005)。米10年債3.092%(+0.034)。上海総合休場。マザーズ指数の引け1074.99(-0.24%)。ゴールデンクロス目前だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)など。このうち、■■■■■■■(****)がノーベル賞関連でPTS急騰。■■■■■■■(****)も高い。(了凡)