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大引け沖縄知事選待ち 来週明けアベノミクスⅡ顔を出す (2018.09.28)

 9日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。一服した。ダウ3日連続安と円高が主因。前場外資が利食い、後場メガバンクのディーラー売りも伝えられ材料待ち。19日の窓埋め2万3481円が下値の目安だ。前場中頃4089円まで戻し、1月23日の高値に40円届かず。騰落レシオ25日平均が133%(過熱圏120%)に達し指数離れ。ディフェンシブ関連が見直された。前日米国でダウが3度目の利上げ直後一時113ドル高となり、長短金利接近(利ざや縮小)を嫌気し108ドル安で引けたのに似ている。26日午後、首相がNY市内のホテルでトランプ氏と会談。当面車関税を除き物品貿易協定(TAG)交渉入りで合意した矢先だ。国連総会で各国首脳の利害対立から支援材料が出ないのも事実。高値整理とみられる。トランプ氏がグローバル化を拒絶し、米国第一を錦の御旗に貿易不均衡を強調。昨年ロシア革命(1917)100年を境に、グローバリズムの限界が米中貿易戦争、新興国通貨安、米利上げなど世界中にひずみをもたらした。米国のほか欧州や中露、日本さえ国益優先。都知事が「都民ファースト」といっているのに等しい。早い話、米国では11月の中間選を前に共和党が大苦戦という。ひところラストベルト(錆ついた地帯)といわれた中西部や大西洋中部の一角が減税や財政、関税引き上げなど持ち直しているためで、経済好転に伴い有権者の経済に対する関心が低下。むしろ、財政悪化による年金や医療保険に危機感が高まった。通商や貿易赤字を問題とする向きが1%に過ぎないという。大半のメディアが2016年の大統領選でトランプ氏落選を伝え今回慎重だが、どこかで風向きが変わるといわれ11月6日に納得する見込み。それも84年に1度のお試し期間に過ぎず、来年3月から本格化する見通し。25日、米10年債が一時3.11%に上昇し、7年ぶり3.12%に迫ったのが気になる。これまで両手(10年)といわれた経済のスパンも7年になるわけで、通貨革命と並び天変地異が頻繁に起きるという。このため、■■■■■■■(****)を目玉に■■■■■■(****)、■■■■(****)を立て7年後押し。ハレの日に乾杯する予定だ。天王星がおうし座入りした5月から11月まで予選と考えられる。首相が国連総会や日米首脳会談をさておき、トランプ氏の自宅で夕食会に招かれたのが置き土産。どこかで反動に見舞われるが、30日の沖縄知事選が任期3年の試金石。先行する玉城氏(58)が「基地そのものが平和に害を与える」旨述べ聴き捨てならない。
 27日の日経平均237円安。大引け2万3796円。TOPIX1800(-21)。東証一部の出来高13億9000万株、売買代金2兆8100億円。値上がり342(値下がり1730)。12月限が2万3830円(-0.71%)の引け。夜間取引900円、シカゴ円建て895円。ダウ先物2万6425ドルと強含み。10年債0.115%(-0.005)。米10年債3.046%変わらず。上海総合が2791(-0.54%)で引けた。マザーズ指数の引け1067.30(-0.37%)。もうひと山ある。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など。曲がりなりでも、経済が安定すると風向きが変わるという。来週明け、アベノミクスⅡが顔を出しそうだ。(了凡)