打つ手なし適応迫る リーマンショック10年裏をかく動き (2018.09.11)
週明け小反発。日経平均小陽線の引け。戻りが鈍い。前週末の米雇用統計発表を好感し、4~6月期GDP2次速報値が上方修正される一方、上海総合安や米政権の追加関税収まらず。日本に対し強硬姿勢など差し引きしたもの。後場、買い戻しが持ち高調整売りを上回った。気象庁によると、13時19分ニュージーランド付近でM7の地震があり津波の心配なしという。良好な米雇用(8月)により、新たな利上げ余地が生まれドル高円安。米長期金利上昇を手掛かりに銀行や保険など金融株の上昇が主因。GDP改定値も年率換算3.0%増(1次1.9%増)に好転したが、7~9月期から慎重な見立てが多い。このため、日経平均の200日移動平均線2万2412円が関門。商いを伴って抜けると3000円挑戦。一目均衡表で雲の中に入り日柄がかかるという。トランプ氏が「弾劾されると暴落する」旨警告したものの、自身の騒ぎで低迷したのも事実。11月6日米中間選までお試し期間だけに半分本者とみられる。日本は20日自民党総裁選を控え、北海道地震を受けて9日まで選挙活動を自粛。安倍氏の「憲法改正を実現」にひきかえ、石破氏の「地方から再生を」も空回りの印象。売り買い市場エネルギーが伝わってこない。9日、北朝鮮の建国70周年記念パレードでミサイル抜きが伝えられたのも小康の一環。さらに、カナダ外相がNAFTA再交渉で3ヵ国妥結を打ち出した。幸か不幸か、今の日本に打つ手なしといわれ、相次ぐ天変地異がしきりに適応を促している。7日紹介した岩谷産業(8088)が3900円引け。続伸した。2014年の高値4460円を抜くと大きい。連続最高益が見込まれ、ローエンドのLPからハイエンドの水素事業までもう一皮むける。どんな天災でも自前で1、2週間ライフラインを確保すると助かる例が多い。停電になるとハイテクが使い物にならないためだ。ひところ、■■■■(****)の自家発電装置が脚光を浴びた。■■■■■(****)と■■■■(****)、■■■■■(****)が大株主だけに中長期化ける。何が起きようと、どんなに加齢が進もうと、前向きなら生きるエネルギーが湧いてくる。そうでなければ、平均寿命がいくらのびても野垂れ死にだ。頼りにされてこそ、生まれてきた甲斐がある。7年後ハレの日を迎え、11月と来年3月ターニングポイント。お試し期間を過ぎると、12月から来年2月フルイにかかる見込みだ。日経平均先物によると、大証の引け2万2360円(-0.09%)に対し夜間取引440円、シカゴ円建て425円。ダウ先物も2万6030ドルと確り。11日、意外な展開も考えられる。
10日の日経平均66円高。大引け2万2373円。TOPIX1687 (+3)。東証一部の出来高11億1600万株、売買代金1兆8700億円。値上がり1202(値下がり808)。10年債0.110%(+0.005)。米10年債2.946%(+0.007)。上海総合が2669(-1.22%)で引けた。マザーズ指数の引け1015.17(+0.65%)。商いを伴って戻した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。15日、リーマンショック10年。裏をかく動きが予想される。(了凡)