証券ビュー

アンコール伊勢町

似て非なる平成バブル 11月までお試し期間に過ぎない (2018.08.28)

 週明け続伸。円高をこなし後場も確り。先物の買い戻しが裁定買いを促し、現物株の指数を押し上げたという。前週末ジャクソンホールのFRB議長講演を好感。上海総合が2780(+1.89%)で引け後押し。前週イベント続きでショート(空売り)を積み上げた外資の持ち高調整が主因とみられる。日経平均が窓を空けて上放れ小陽線の引け。5日移動平均線2万2478円と25日線2459円がゴールデンクロス。曲がりなりに5連騰を演じ過熱感も伝えられた。8、9月需給好転を手掛かりに2万3000円挑戦。10、11月米中消耗戦にとどまり投げやむなしが符丁。2万3000円の戻り売りに対し、2兆円足らずの売買代金が泣きどころだ。27日、グローバリズムが一巡し再び指数離れと述べたが、需給好転の幕間に中小型や新興株の見直しが目立ち、マザーズ指数1024.23(+2.98%)の引け。20日の地獄で仏がきっかけになった。関係分の■■■■■■■(****)が161円高値引け。22日からジリ高で75日移動平均線160円を抜きゴールデンクロス。9月にS高も考えられる。先行する病院や医療ジャーナリストの間で「プレシジョン医療」の実体がわかってきた。一例とはいえ、米国でがんを消した新たな免疫療法。N教授(65)主導のもと日本でも治験が始まろうとしている。リンパ球が元気なうちにがん細胞を叩くもので、6月「ネイチャーメディシン」(国際学術書)に発表された米国立がん研究所の論文がきっかけ。日本では、患者ごと病状が違うのに抗がん剤、手術、放射能治療がマニュアル化され既得権化。弊害と膨大な治療コストが問題になっていた。これをゲノム医療により一変するもので、リキッドバイオプシー(血液でがんを見つけるシーケンサ)の治験が決め手。国立がんセンターの「がん情報サービス一般向けサイト」が水先案内という。同社にN教授も上昇運で8月以降弾みがつく足取り。■■(****)も同系列で出直ってきた。米中追加関税の応酬とトルコやベネズエラ、アルゼンチンなど新興国通貨急落から平成バブル再び崩壊といわれ、現在1980~90年代のバブル景気と似ている指摘もあり否定しない。似て非なるものが5月16日天王星のおうし座入り。84年周期で2018~25年現体制一新。通貨革命をやむなくされ、戦争や飢饉、天変地異など強欲な人間社会がふるいにかけられるという。11月までお試し期間に過ぎない。
 27日の日経平均197円高。大引け2万2799円。TOPIX1728(+19)。東証一部の出来高10億4500万株、売買代金1兆8400億円。値上がり1767(値下がり273)。9月限が2万2770円(+0.80%)の引け。夜間取引同、シカゴ円建て2785円。NYダウ先物2万5870ドルなど確り。前週のイベントを消化した。10年債0.095%変わらず。米10年債2.813%(+0.003)。国内外、政治に経済も一強時代。中国でさえ、習近平氏(65)の次がいないという。値上がり率ランキングによると、関係分で■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■(****)■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。■■■■■■(****)が541円引け。9月反転が見込まれる。(了凡)