証券ビュー

アンコール伊勢町

旧盆明け戻り一巡後 11月と来年3月に持ち高解消売り (2018.08.15)

 一夜明け全面高。日経平均高値引け。中陽線になった。前日空けた窓を埋め一目均衡表の雲上限2万2256円を突破したが、トルコリラ安一服とショートカバー(空売り筋の買い戻し)によるもの。東証一部の出来高12億600万株、売買代金も2兆500億円にとどまり盛り上がりに欠ける。前日空売り比率45.8%の反動。トルコのリラ安に南アが連動し、アルゼンチンも緊急利上げ(年45%)に踏み切った程度で動じない。新興国に流れ込んでいた緩和マネーがFRBの利上げにより米国に還流するため、副作用をもたらしたとの説明が一般的 今回のトルコショックを踏まえ、スペインやイタリア、フランスの銀行が株式市場で売り込まれ、米国の与信もイタリアに次ぐ4番手とあって「死角」がふさわしい。13日NYダウ125ドル安のさなか、アップルとアマゾンが上場来高値を更新。8月下旬予想される第2波を仮説に検証する。14日発表された中国の鉱工業生産(7月)6.0%増。1~7月固定資産投資(同)5.5%増。さらに、小売売上高(同)も9.8%増と予想を下回った。4~6月期に対し7~9月期なら米国、日本も反落とみられ遜色ない。ロイターによると、前週2%下落したポンドが投機売りにさらされ、来年3月ブレグジット(EU離脱)の前触れ。買い手詰まりのヘッジファンドが売り崩しを狙っている模様だ。天王星がおうし座入りした5月から11月にかけてお試し期間。来年3月本格化し7年後決着に見合うもので、旧盆明け戻り一巡後に逆回転第2波が見もの。ヘッジファンドが11月と来年3月に持ち高解消売りを仕掛けると占星術通り。欧米やロシアがシリアにこだわるのは有望な油田が手つかずといわれ、自分たちの利害得失を加味した介入。おのずと目が曇るわけで、戦後70年以上伸び切った現体制の綻びが新興国の資金流出を促し、旧宗主国にブーメランとなって跳ね返る。旧ソ連の共産党独裁が70年なら、中国共産党も1921年創立から鄧小平(1904~1997)復活まで70年が限度。インドネシアやトルコの独裁政権にもつながるもので、お試し期間、本格化を体験するとわかる。人間が何か手に入れたければ、今持っているものを何か手放すことだという。逆に、既得権を手放さない人は新しいものが手に入らない。次のステージに立てないという。4~6月期に■■■■■■■(****)と■■■■■■(****)の復活をお伝えし、7~9月期から■■■(****)の生分解プラスチックを後押し。■■(****)の出直りも興味深い。
 14日の日経平均498円高。大引け2万2356円。TOPIX1710(+27)。値上がり1795(値下がり264)。9月限が2万2320円(+1.96%)の引け。夜間取引280円、シカゴ円建て270円。NYダウ先物2万5298ドルとまちまち。10年債0.105%(+0.010)。米10年債2.897%(+0.017)。上海総合が2780(-0.18%)で引けた。マザーズ指数の引け975.01(+1.30%)。諦めていない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。14日一時原油先物65.71ドル、同金先物1198.6ドルも気になるところだ。(了凡)