10日胸を撫で下ろす 週明け9~11月逆回転のうねり (2018.08.13)
前週末続落。後場手仕舞い売り。嵐の前の静けさという。4~6月期決算発表が一巡し手詰まり。盆休みを見越したポジション調整が下馬評。10日何も起きず胸を撫で下ろした。しかし、フィラデルフィア半導体指数が1354.80(-2.47%)に急落。トルコリラが対ドル一時約2割(年初来4割)暴落。S&PのVIX(恐怖指数)が前週10.5%に下がり、昨年11月の過去最低から暮れ・年明け荒れただけに緊張した。ロイターによると、過去最大級の米国債売り持ちとVIXの集中的売り持ち、株の買い持ちが同時に起きると大きな衝突に見舞われるという。株と債券利回りの急激な低下が予想されるわけで、7~9月期踊り場説と符合する。10日述べた11月6日の米中間選と、来年3月29日英国が正式にEUを離脱する旨見合うもので、5~11月お試し期間を踏まえ来年3月以降本格化。昨年12月から今年2月にかけて逆回転した場面が9~11月の仮説になる。積み上がった緩和マネーが一斉に持ち高調整。円高株安に振れると考えられ、週明けうねりが感じられる。日経平均先物によると、10日大証の引け2万2300円に対し夜間取引200円、シカゴ円建て195円。さらに、NYダウ先物も2万5351ドルと弱含み。代わりにVIX(恐怖指数)が13.16(+1.89)に上昇している。10日上海総合2795(+0.03%)にひきかえ、NYダウ196ドル安(一時287ドル安)と風向きが変わった。トルコリラ1日2割急落が物語るもので、エルドアン大統領がリラ防衛にかかりきり。日本は打つ手なし。いつも後手に回っているが、いくらかマシになった。矢継ぎ早なトランプ氏のツィッターに追随していない。通貨安にかかわらずトルコの実体経済が安定しているためで、直近FTA(自由貿易協定)による2国間交渉を要求する米国に対し率直な対応。TPPが日米双方に最善との見方を通している。トランプ氏が僅差のオハイオ下院補選にこだわり、結着を18日以降に持ち越した焦りが出ている。元財務官によると、米国が関税を引き上げ輸入を減らしても相手先が変わるだけ。他の国が代替できないと米国内で流通量が減り価格が上がる。みんなが気がつくのに半年かかる。米中が自由貿易の外へ出ても、その他の国は自由に往来する体制を維持すべきという。その通りだ。7日、生分解プラスチックの生産能力を5倍(年5000トン)に引き上げる旨発表した■■■(****)を買い下がり。一定の条件下、土の中で2年以内90%、海水では半年で90%分解できるという。関連で■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など出番待ちだ。
10日の日経平均300円安。大引け2万2298円。TOPIX1720(-20)。東証一部の出来高15億700万株、売買代金2兆6100億円。値上がり491(値下がり1541)。10年債0.100%(-0.010)。米10年債2.870%(-0.055)。マザーズ指数の引け1003.98(-2.37%)。前向きだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。■■■■■■■(****)出番到来。■■■■■■(****)認可待ちだ。(了凡)