旧盆控え今週末が肝腎 10日を乗り切ると夏相場後半戦 (2018.08.08)
小反発で始まり後場一段高。TOPIX高値引け。短期筋の買い戻しとみられる。前日NYダウ39ドル高を受け、引けあと74ポイント反発した上海総合を見越したもの。小幅円高に振れ売買代金も物足りず、三角もち合いに入った。前日述べた雲のねじれ10日まで。米中報復関税の応酬をはじめ4~6月期好決算の反動。根強い地震説、台風13号接近など油断できない。5日、トランプ氏が「関税のおかげで前政権により蓄積された21兆ドルの債務を返済」とツィート。これまで減税と財政出動により4~6月期のGDPを4.1%押し上げたことも事実だが、米中間選を3ヵ月後に控え新たな材料が欲しい場面。前週末FOMCと雇用統計を好感したNYダウ136ドル高に対し週明け減速した。米10年債が2.94%台に高止まり。9月3.25%、中長期5%台も伝えられるなど7~9月期正念場。地震がフォッサマグナ(中央構造線)と南海トラフ両にらみで深度500キロ以上といわれ、台風13号も気象庁に米軍や欧州の予報も一致する珍しいケース。1959年の伊勢湾台風をモデルに首都圏の大深度が最大の泣きどころという。モンゴル人横綱4年目の誕生日ジンクスも、白鵬3月11日(東日本大震災)、日馬富士4月14日(熊本地震)に続き鶴竜が8月10日だけに引っ掛かる。10日を乗り切るとあく抜けが予想され夏相場後半戦。日本は米中に打つ手がなく、中長期漁夫の利(国益)を念頭に市場から経済合理性を学ぶわけだ。習近平氏の一帯一路構想が中国の内部矛盾解消策であることがわかり、アセアンほか中東やアフリカでも離反の動きが伝えられ、米国のプレゼンスが後退する中で日本に対し期待が高まっているという。9月の自民党総裁選で「安倍3選」が転機。長期政権に腐敗が目立つためで、来年10月消費税10%をこなし、翌年東京五輪・パラリンピックにつなげられるか難しい。民主党政権に幻滅した挙げ句、賞味期限切れだけに自滅の公算もある。例えば、ドル高が一巡し円高基調になると株安。もはや、消費者物価2%などあり得ない。覚悟を持って10日乗り切り、その後も謙虚に市場から学ぶところだ。関係分で■■■(****)や■■■(****)、■■■■■(****)。■■■■■■■■(****)などハイテクが先頭集団。水産・農林で■■■■■■(****)、海洋開発の■■■■■■(****)、■■■■(****)。復活を期して■■■■■■■(****)と■■■■■■(****)を立てたのが大筋のプログラム。■■■■■■■(****)の場合、厚労省が来年4月がんゲノム医療を保険適用する運び。実現すると、1度や2度のS高で収まらない。
7日の日経平均155円高。大引け2万2662円。TOPIX1746(+13)。東証一部の出来高13億2400万株、売買代金2兆1500億円。値上がり1382(値下がり644)。9月限が2万2630円(+0.62%)の引け。夜間取引640円、シカゴ円建て630円。NY ダウ先物2万5537ドル(+0.29%)など確り。10年債0.105%(+0.005)。米10年債2.948%(+0.006)。上海総合が2779(+2.74%)で引けた。マザーズ指数の引け1009.96(+0.31%)。粘るところだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)など。旧盆を控え今週末が肝腎なところだ。(了凡)