証券ビュー

アンコール伊勢町

AIより人間の直感 保護貿易が株の暴落を伴う場面 (2018.07.19)

主力中心に続伸。後場伸び悩み日経平均安値引け。その後、先物も小動きだ。前日NYダウ55ドル高、半年ぶり1ドル113.08円の円安が手掛かり。買い戻し一巡後見送られ薄商いのまま。米中貿易摩擦の応酬に一喜一憂している。保護貿易が自国経済にもマイナスで株の暴落を伴うだけにデリケートな場面。第2次大戦(1939~45)にかけてブロック経済が前例といわれる。S&Pが1929年の恐慌を受けて暴落後、32年6月から37年2月まで3.8倍に上昇。同様に2008年9月リーマンショックを受けて暴落後、09年2月から18年1月まで同率上昇とあって話題になった。現在、S&Pが18年1月の高値を抜けず半年以上もみ合いのほか、日経平均や上海総合も調整が尾を引き決め手を欠いた状態。FOMCの議事録によると、19~20年に利上げ打ち止めを示唆したという。米中間選前、株安のジンクスも伝えられる。1946年以来NYダウ6~9月の月間騰落率平均-0.81%。10~12月同+2.7%。このため、9~10月押し目買い。日本の受ける影響を含めウォール街の経験則という。久々にNY在住の若林栄四氏。最近「トランプはますます傍若無人ぶりを発揮して怖いものなし。この状況をひっくり返すのが選挙と資産市場の崩壊。選挙がだめなら資産市場。神の手による介入も考えられる」という。目安がナスダック(17日7855)。ITバブルのピーク5132にペンタゴンの対角線3090を加えた8222。95.5%の水準にきている。一方、米国債市場の逆イールド(長短金利逆転)も経済合理性によるもの。景気後退懸念に潜む落とし穴といわれ、2019年米国バブル崩壊説も根強い。逆に、長短金利のスプレッド拡大を見越す取引も出始めた。受け売りだが、AIも頼りない。人間を超えられないことがわかり、HFT(超高速取引)も当てにならなくなった。行きあたりばったりのデータがサーバーを目一杯使って実用化できるレベルになっただけ。グーグルのAIが猫を認識するのに16台プロセッサを備えたコンピュータ1000台、3日計算に明け暮れたという。人間は直感で「この手が最善」と見極める道筋を持っているという。26(ツクヨミの礼祭日)、28(皆既月食=新月)、31日(火星大接近)まで天災にも注意。人間もふるいにかかった。7月一杯油断するな。■■■■■■■(****)と■■■■■■(****)の復活がテーマになっている。
 18日の日経平均96円高。大引け2万2794円。TOPIX1751(+6)。東証一部の出来高11億4600万株、売買代金2兆1600億円。値上がり1444(値下がり579)。9月限が2万2800円(+0.35%)の引け。夜間取引820円、シカゴ円建て同。NYダウ先物2万5123ドル(+0.07%)。ビットコイン円が831059(+1.05%)と確り。上海総合が2787(-0.39%)で引けた。10年債0.040%(+0.005)。米10年債2.856%(-0.005)。マザーズ指数の引け1049.80(+1.76%)。前向に解決できる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)など。ビットコインが上振れしている。(了凡)