NYダウWトップも 日本抜きに回らないポジション (2018.07.02)
前週末小反発。日経平均小陰線の引け。下ヒゲが長い。6日の米中制裁・応酬発動日を見越したもので、ポジション調整一巡。27日まで1週間に世界の株式市場からファンドの資金が3兆3000億円流出したという。一方、東証が発表した1~6月同一部の出来高1日当たり15億株と前年同比2割減。2004年以来14年ぶりの低水準。米利上げ懸念や貿易摩擦、北朝鮮情勢などブレーキになった。日銀が異次元緩和に踏み切った13年当時の半分以下。5年続いた適温相場(官製)の反動とみられる。欧米緩和の出口でつかまり、VIX(恐怖)指数前週末16.09に上振れ。FRBから4年5ヵ月遅れた日銀の緩和が世界の資金繰りを後押し。米10年債3%台をレッドラインに逆イールド(長短金利逆転)が経済合理性のシグナルになった。日本で1989~91年に確認され、2018~19年米国の逆イールドが懸念材料といわれる。前週末の米10年債2.862%(+0.025)、NYダウ55ドル高(一時293ドル高)を加味すると、欧米の景気減速を伝えるメディアが多く、待機資金にとどまる公算が大きい。NYダウにこだわると、1月26日の史上最高値2万6616ドルに対し、7~9月米国の景気拡大が戦後最高を更新すればよし。10~12月つかまる仮説を立て検証することにした。年初来安値が3月23日2万3533ドルで高値から僅か5.8%押し。6月6日2万5146ドル(346ドル高)で引け、半値戻し2万5074ドルを突破しているだけにWトップも考えられる。日本は欧米や中露、イラン、北朝鮮にも打つ手なく油断するな。危険な楽観論に釘を刺す自衛隊OBの警告がよくわかる。5月16日天王星のおうし座入りと7月末の火星大接近から、7~9月一時代が終わるという。1~3月の揺れが4~6月本震となり、お金の革命をやむなくされ7年続くと述べた。日本の場合、幕末維新、戦前戦後の混乱に相当し、強い者や賢い者でなく適応した者が残る。間もなくバブル崩壊から30年を数え、国や地方、企業、町内さえ№1かオンリーワンでないと残れない過渡期。これから7年、戦後秩序の解放、再構築を巡り総力戦が本格化。2018、19、20年で力関係が明らかになる見通し。ガイアの法則によると、1995年英国グリニッジから日本の明石(東経135度)に世界の中心が移ったといわれ、アインシュタインの伝説や弁証法でも日本抜きに回らないポジションという。■■■■■■■(****)と■■■■■■■(****)のブレイクスルーが見ものだ。
6月29日の日経平均34円高。大引け2万2304円。TOPIX1730(+3)。東証一部の出来高12億8800万株、売買代金2兆2900億円。値上がり1167(値下がり829)。9月限が2万2210円(-0.09%)の引け。夜間取引240円、シカゴ円建て230円。NYダウ先物2万4269ドルと小動き。10年債0.030%(+0.005)。上海総合が2847(+2.17%)で引けた。マザーズ指数の引け1090.30(+2.14%)。期待をもてる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■(****)など。7月2日、西野ジャパンの心境だ。(了凡)