深入りせず蚊帳の外 今回何かが違う一時代の終わり (2018.06.15)
4日ぶりに反落。日経平均安値引け。材料出尽くしとみられる。13日NYダウ119ドル安を受けて先物の買い戻しが一巡。3連騰の約8割帳消しになった。終値が5日移動平均線2万2816円を下回り、5月21~22日とWトップ。25日線640円と75日線047円が下値の目安。月末にかけてイベントが続くほか、米朝会談具体化が新たな手掛かり。11日、米VIX(恐怖)指数先物の売り玉急増が1ヵ月後反動安を示唆と述べた。売ると上がり、買うと下がる相場のポジション調整。米朝会談ひとつ、今回何かが違うのも事実。新月買い、満月売りにも影響が出ている。5月16日から7年。84年周期の過渡期を念頭に第2次大戦(1936~42)、欧州動乱(1848~54)に匹敵するヘアピンカーブ。天王星がおうし座に入り、お金の革命が始まったという。AIやロボット、IoTなど第4次産業革命が本格化。人口ボーナスと同オーナスで説明がつかず、この間エビデンス(科学的根拠)や偏差値も使い物にならない踊り場。№1、オンリーワンの1強が99%弱者と向き合う格差の時代。公理や定理も通用しない。強者ならぬ適者生存、不易流行を説く向きもある。11月7日までお試し。来年3月6日までイントロといわれ、1~3月の揺れが4~6月本震となり、7~9月一時代が終わるという。日本の場合、幕末維新、戦前戦後の混乱期に相当し、先送りした分一か八か運を天に任せる時がやってくる。受け売りだが、アベノミクスは可能性半ばの賭け。追い詰められ、やってみるという真珠湾攻撃と同じ。世界の常識を顧みず、伸るか反るか賭けてみる日本民族の好きな趣向という。江戸時代の再評価を否定し、当時今の北朝鮮に似ているともいう。前日述べたように、北の核開発が止まると一番困る米国に当てはまる。米ドルが軍事力でもっているためだ。今年10月から来年9月まで国防費73兆円(13%増)。歳出の約15%を占め、減税を呼び水に財政支出拡大。安全保障と経済テコ入れ2兎を追う政策を打ち出した。日本はこれまで朝鮮半島に深入りすると、白村江の戦い(663)、秀吉による文禄・慶長の役(1592・97)。西郷の征韓論(1873)など中国の介入で失敗。戦後、米露冷戦に伴う朝鮮戦争(1950~53)の特需で起死回生の復興を遂げた。深入りせず蚊帳の外に限る。来週以降、米朝会談具体化に際し北が核査察を受け入れると本物。IAEA(国際原子力機関)が手ぬるいため、米国は腕まくりで調べ上げるという。■■■■■■■(****)が動意含み。N教授帰国後、アゴラや週刊新潮が採り上げ、同教授が「ノーベル賞」候補になった。
14日の日経平均227円安。2万2738円安値引け。TOPIX1783(-16)。東証一部の出来高14億9700万株、売買代金2兆4000億円。値上がり603(値下がり1399)。9月限が2万2700円(-0.92%)の引け。夜間取引690円、シカゴ円建て695円。NYダウ先物2万5199ドルなど甘い。10年債0.040%(-0.005%)、米10年債2.952%(-0.022%)。利上げ年4回という。上海総合が3044(-0.18%)で引けた。マザーズ指数の引け1146.24(-0.64%)。来週楽しみだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)など。首相は拉致問題に必死の覚悟だ。(了凡)