証券ビュー

アンコール伊勢町

非核化第一歩織り込む 伝えられるのが首相の取り持ち (2018.06.13)

 続伸で始まり往って来い。後場再び上値を試し引け甘い。先物の買い戻しによるもので、12日米朝首脳会談の顚末。北朝鮮の非核化・体制保証第一歩を織り込んだ。合意署名を通じて双方満足。会談成功、問題解決を強調したが、鵜呑みにできず「予想以上」の印象。北朝鮮がトランプ氏の会談中止を受け、米軍のありとあらゆるシュミレーションにより「あっという間に制圧できる」触れ込みに動揺。あらゆる困難を克服しシンガポール(英国の旧軍港)で世界のフラッシュを浴びた。予定通り進んだという。会談前、金正恩氏が習近平氏と2度会い、ボーイング製の「エアチャイナ」をチャーターして乗り込んだところがミソ。会談後、米国の中国封じ込めが本格化するといわれ保険つなぎ。平壌に米国のプレゼンスが及ぶと、中露にとってはた迷惑。むしろ、和平合意を通じて朝鮮半島から米軍撤退を望んでいる。非核化・体制保証に対し、これまでにない米国の対応が焦点。おいそれと具体化できないためで、節分・彼岸底を叩いた売り方が事態好転に買い戻しを迫られる道理。融和ムードだけで買いが続かない。韓国の現代建設(000720・KS)が3月以降米朝会談を好感して80%上昇というが、12日に■■■■(****)が一時S高。北朝鮮関連需要を手掛かりに新潟県知事選結果を受けて佐渡鉱山の世界遺産登録も取り沙汰された。滅多にないことが起きる。5月16日天王星がおうし座に入り、11月7日までお試し期間。来年3月6日までイントロという。これから7年戦後の秩序が一変し再構築が始まると述べた。前回天王星が動いた2011年3月12日(東日本大震災の翌日)を前例に世界規模で天災と人災。84年周期に相当し第2次大戦(1936~42)、欧州動乱(1848~54)に匹敵する場面。ドンパチならぬ好スタートで拍子抜けした。伝えられるのが首相の取り持ち。5年で延べ150ヵ国550回訪問という。9日閉幕したG7(カナダ)で欧州首脳とトランプ氏が貿易摩擦でもめた時、妥協案を出してつくろったという。110分の会談で半分北朝鮮問題となり、首相にお鉢が回るとトランプ氏が相槌を打って支持。シンガポール斡旋のほか米朝や日朝会談の道筋で日米の連携が明らかになった。懸案の拉致問題も非核化・体制保証と連動。「迅速」に解決する見通し。非核化費用が課題だ。日経平均先物の夜間取引2万2780円、シカゴ円建て775円。NYダウ先物2万5305ドル。いずれも甘い。12~13日FOMC0.25%利上げも織り込み済み。クライマックス後、材料出尽くしとみられる。
12日の日経平均74円高。大引け2万2878円。TOPIX1792(+5)。東証一部の出来高12億3800万株、売買代金2兆3000億円。値上がり1126(値下がり858)。9月限が2万2830円(+0.18%)の引け。10年債利回り0.050%(+0.010%)。米10年債2.962%(+0.011%)。上海総合が3079(+0.89%)で引けた。マザーズ指数の引け1148.07(+1.47%)。出来高増で期待をもてる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。中長期、大きな変化が予想される。■■■■■■(****)買い下がり。6月が初押しと考えられる。(了凡)