米国本命に対抗なし クライマックス後に材料出尽くし (2018.06.12)
週明け反発。先物に買い戻しが入り日経平均一段高。引け伸び悩んだ。1ドル110円の円安が手掛かり。■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)3銘柄で日経平均を75円押し上げ、東証一部の売買代金2兆円足らず。機械受注が4月10.1%増となり、リーマン前の水準に戻しながら機械セクターの上昇0.1%。さらに、10日新潟県知事選で与党候補当選も支援材料になった。事実上、模様眺め。日経平均が包み陽線で引け騙しの印象。さんざん憶測が流れた12日米朝首脳会談の顚末を物語るものだ。金正恩氏が何重も煙幕を張り、習近平氏の専用機「エアチャイナ・CA」(ボーイング747-400)をチャーターしてシンガポール入り。中朝、米朝の出来レースになった。米朝が合意内容の最終調整を詰める一方、中朝も帰路中国人操縦士の同専用機により内容がもれる運び。伝えられるのが北朝鮮の二股外交路線。1972年ニクソン訪中以来、米国の政策転換により中国封じ込めが本格化。北朝鮮が手を貸すなら段階的な非核化を認める構え。金正恩氏は米国のほか、中国、韓国の反北勢力、国内反体制派も恐れており、従来の核・経済並進から経済中心に舵を切り事大主義。強い者に巻かれる状態に入った。非核化と拉致問題の解決なしに日本の北朝鮮支援なしといわれるが、今となればトランプ氏次第。12日きっかけになっても解決に時間。前向きに受け入れ、時がくるまでこらえるほかない。9日、新幹線の刺殺事件もたまりたまった反動。東京五輪を控え、欧州同様に身分証明の携帯義務を求められる時代に入った。11日、ビットコイン先物が価格操作の疑いで一時1000ドル安。夜間取引で74万8477円に戻している。同様に日経平均の夜間取引2万2870円、シカゴ円建て865円、NYダウ先物2万5354ドルと確り。米朝首脳会談にリビア方式を唱えるボルトン氏を従え、トランプ氏が会談成功に自信をのぞかせる場味。本命に対抗なしで何も変わらない。12~13日、同会談とFOMCが今年前半のクライマックス。14日新月だけに材料出尽くしが予想される。11日、VIX(恐怖)指数先物の売り建玉を手掛かりに「1ヵ月先反動安を示唆」と述べた。日本の江戸時代と似ている北朝鮮が気懸かりで肝腎な場面。維新に新政府の取り組んだ改革が豊臣政権の復活とあって、5・15事件以後倒れた内閣のボスや東京裁判で絞首刑になった被告に薩長土肥なし。山本五十六が長岡、石原莞爾も庄内の人間で江戸礼賛論に修正を迫るところが面白い。
11日の日経平均109円高。大引け2万2804円。TOPIX1786(+5)。東証一部の出来高11億3200万株、売買代金1兆9100億円。値上がり1189(値下がり800)。9月限が2万2790円(+0.75%)の引け。10年債利回り申さず。米10年債2.962%(+0.015%)。上海総合が3052(-0.47%)で引けた。マザーズ指数の引け1131.45(+0.26%)。19日、■■■■(****)上場(公開値3000円)が楽しみだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。■■■■■■■(****)と■■■■■■(****)がコア銘柄に変わりない。(了凡)